海保大練習船「いつくしま」お披露目…先代から31年ぶり更新、海保の増員念頭に大型化
8/27(火) 16:50 読売

幹部海上保安官を養成する海上保安大学校(広島県呉市)の新練習船「いつくしま」(全長134メートル、5500総トン)が就役し、26日、同校で関係者に披露された。9月以降、航海実習で国内を巡り、各地で一般公開される予定。 学生や研修生が航海技術や救難救助の指揮統率などの訓練を行うほか、卒業生が、毎年約4か月間かけて世界各国を巡って現地の海上保安機関と交流する遠洋航海実習にも使用される。 同校の5代目の練習船で、先代の「こじま」(同115メートル、2950総トン)から31年ぶりの更新となる。海上保安庁は海上保安官の増員を計画しており、従来の倍近い100人の学生らが効率的に実習できるよう、大型化された。 操船を行う船橋とは別に実習用の船橋を備えるほか、いずれも100人を収容可能な教室と、国際交流などでレセプションに使用できる多目的室がある。 いつくしまの高橋邦彰船長は「最新の機器を備えた大型船で実習できる学生がうらやましい。学生をしっかり育てていきたい」と話した。