韓国メディア「韓国企業の縄張りにTSMCが入ってきて人材漁りをしている!」「韓国企業が投資、寄付をしている大学なのに!」……知らんがな
K-半導体、金だけ使って人材が奪われる……グローバル1位のTSMCが怖い理由(ヘラルド経済・朝鮮語)
世界最大のファウンドリー(半導体委託生産)企業TSMCが9月から米国全域の大学キャンパスを回りながら人材確保に乗り出す。 TSMCが訪問すると直接発表した大学リストには、サムスン電子、SKハイニックスが緊密な関係を結んでいるところも含まれ、注目を集めている。 (中略)
TSMCが9月5日から10月10日まで訪問する予定の大学キャンパスは計19ヵ所だ。 これにはTSMCが新規工場を建てているフェニックス地域が属しているアリゾナ大学も含まれた。 それだけでなく、サムスン電子、SKハイニックスが生産施設を構築中の地域の大学までも狙って訪問を計画するなど、人材先取りのための全方位活動を予告した。
TSMCは初の訪問学校としてテキサスA&M大学を挙げた。 テキサスはサムスン電子が投資を集中している地域だ。 すでにテキサス州オースティン市に半導体工場を運営しており、テイラー市に400億ドル(約55兆ウォン)を投資して最先端のファウンドリー工場2つを建設することにした。
テキサス現地大学との関係にも力を入れている。 三星電子は昨年9月、テキサスA&M大学に100万ドル(約13億ウォン)を投資し、半導体教育や採用プログラム、学部生奨学金、大学院生研究プログラムなどを支援するという計画を明らかにしている。
TSMCは続いてテキサス大学オースティンキャンパス(UT)も訪問する予定だが、この学校もやはりサムスン電子が昨年人材養成および奨学金などのために計370万ドル(約49億ウォン)を寄付したところだ。
(引用ここまで)
TSMCは現在、韓国で蛇蝎のように嫌われています。
自分たちが「半導体製造の宗主国」気取りだったのに、実際にはメモリ製造だけでありロジック半導体製造についてはほぼTSMCが一手に担ってしまっている。
製造装置は日米蘭に握られ、素材については大きく日本に差をつけられている。
「あれ、韓国ってメモリ製造以外にはこれといってなにもなくない?」って事実を突きつけられているので当然とも言うべきか。
今回の記事は「サムスン電子、SKハイニックスの縄張りに堂々と入ってきて人材漁りをしているTSMC」って感じのものですかね。
サムスン電子らが投資をしている地域の大学にTSMCが来て、将来の人材となり得る大学生をTSMCに勧誘している。
ま、TSMCにしてみたら韓国企業の考えとか知ったこっちゃないし、アリゾナに投資もしているわけで。
もう一本、韓国側からTSMCへの視線をよく描いた記事があります。
米国、ドイツ、日本に拠点工場を建設するTSMC…三星、格差に追いつくためには(イーデイリー・朝鮮語)
マーケットシェアではTSMCの62%に対して、サムスン電子は13%と大差をつけられた状況で、「追いつくにはどうすべきか」もないもんですが。
識者から「3ナノ以下での超最先端プロセスで勝負に出なければならない」「サムスン電子からファウンドリ事業を独立させて顧客を安心させなければならない」といった提言が出ています。
んー、最先端プロセスで相手になってなかったから、nVidiaやクオルコム、テスラ、Googleといった顧客を失ってきたわけですけどね。
RTX30シリーズでnVidiaのビデオカードが品薄になったのは暗号通貨のマイニング需要があったからとされていますが、需要に対応できるほどのチップをサムスン電子が生産できなかったからのも大きな原因です。
サムスン電子のファウンドリ事業に頼ったものの、熱や歩留まりの問題を解決できなかったのでTSMCに鞍替えしたわけで。
観念じゃなくて、実力の問題なんだよなぁ……。