自主作品、つまり大きなプロダクションではなく個人や弱小プロダクションが作る映画が
ヒットするのはとても珍しいです。
ところが、役者さんのギャラ込み2600万円で作った映画がヒットしています。
「侍タイムスリッパー」
最初この映画を作った時、どこが放映してくれるか当てもなかったとか。
そこで池袋シネマロサにこの映画を送ったところ、すぐに上映の運びとなり
平日にもかかわらず満員が続き
たった1か月で全国150か所以上の映画館で上映が決まったそうです。
そして自主映画でありながらカナダの
ファンタジア映画祭に出品されみごと観客賞金賞を受賞しました。
見てください。
この観客の盛り上がりよう。
観客が指示した映画に外れはないですね。
実際にこの映画を見た人たちは
笑いあり涙ありの2024年のNo.1映画だと言っています。
NHKの大河ドラマは1話5000万から6000万の製作費。
1年間にすると30億近いお金がかかる。
それがたったの2600万で作れたのは異例中の異例でした。
実は、安田淳一監督の脚本が余りにも面白かったのと
当初出演を依頼していた切られ役として有名だった福本清三氏が2021年に逝去してしまい
彼がずっと心にかけていたこともあり残された彼の仲間たちが何とかこの作品を世に出してやろうと
協力を申し出てくれたらしいです。

夏は京都の映画村の撮影がないので安く貸してやるよとプロデューサーが申し出てくれ
衣装も出来合いのものなら(新調しないでストックの中から使う)これこれでいいと
破格の値段を提示してくれたそうです。
その金額は監督が思っていた額の1/10だったと言うのだから
映画村の人たちは本当に優しいですね。
専門の人たちもほぼボランティアのような値段で
手を抜かず働いてくれたそうで
殺陣も本格的です。
たくさんの人の思いやりとやさしさで作られたこの映画は
涙と笑いの感動の物語に仕上がりました。
すでに7回見た、とリピーターも続出。
私も高速で2時間のところで上映されているので
見に行こうと思います。
ご存じない方はぜひ、ご覧になってください。