自動車大手3社が株主総会、トヨタは業績悪化を陳謝
6月23日15時22分配信 ロイター
[豊田市/横浜市 23日 ロイター]
トヨタ自動車<7203.T>と日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>の自動車大手3社は23日、そろって定時株主総会を開いた。業績の大幅な悪化を受け、トヨタの渡辺捷昭社長は株主に謝罪。
日産のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)も前年度の期末配当が無配になったことについて釈明した。
トヨタは渡辺社長が冒頭、前年度の業績が赤字になったことについて「株主の皆様にご心配をおかけし、申¥し訳ない」と陳謝。豊田章一郎名誉会長も「1日も早く健全な会社、もうかる会社に」とあいさつした。
株主からは、赤字転落の要因について説明を求める質問などが出た。渡辺社長は、急激な経済の悪化や円高を理由として指摘。「一部の地域で回復の兆しが見られるが、足元の厳しい環境が当面続くと覚悟せざるを得ない」と語った。その上で、今年度に8000億円のコスト削減を計画していることについて「さらなる上積みに努めたい」と述べた。
同じく前年度に赤字転落した日産の総会では、期末配当がゼロになった点について「想像していなかった。残念でならない」などの声が出た。ゴーンCEOは「失望は理解できる。十¥分なキャッシュを生み出すことができなかった」と説明。「キャッシュフローが安定して黒字化し、金融危機が去ったと判断できれば配当する」と語った。