日本の強さの秘密は、家電や自動車などの消費財より、各種部品や
工作機器などの「生産財」や、資本財分野だ。
これらの産業は、個人より国家や企業相手の商売だ。
もちろん自動車や家電などの消費財も、日本は最高技術を持っていてそれなりに強いが、これだけで日本を判断すると、見誤る。
生産財や資本財は、個人相手の商売ではないので、あまり広告とかで見る機会が少ない。だが、日本は弱くなるどころか、強くなっているのだ。
よく80年代の日本経済の強さが言われるが、この時代は、日本はまだ真の技術大国ではなかった。
日本がドイツやアメリカに対しても、特許輸出が輸入を上回ったのは1996年で、日本が本当に強くなったのも、その後なのだ。