他人を変えることは出来ないが、
自分を変えることは出来るのだから...。 ^ ^
【噴水台】心がけ
昔、大月氏国というところでは豚に油餅を食べさせる習俗があった。 豚を丸々と太らせるためだ。 ある子馬が油餅をおいしそうに食べる豚の姿を見た。 「ママ、あの子はなぜあんなにおいしいものを食べるの?」。人のために頑張って走り回りながらも土に生えた草や水たまりの水を飲む馬の身分と比べると、豚がこの上なくうらやましかった。
母馬の返事は淡々としていた。 「うらやましがることはない。 後で分かる」。新年が来た。 各家では豚を料理する。 ふつふつと煮えたぎる釜に入れられる豚の鳴き声で近所が騒々しかった。 小馬はその時になってようやく分かった。 豚の油餅が決して自分のものでなかったことを。
仏教で伝えられてきた話だ。 豚の油餅は種(因)であり、人の口に入るその肉は結果(果)だ。 子馬はその因果関係を把握していなかった。 前後の関係をよく見ず、自分の本分に合わない外形を追って外へ出ていく心を警戒するために作られた逸話だ。
つかまえたと思ってもあっという間に遠くへ逃げていくのが心だ。 一つのところに長い間おいておくのが難しく、あちこちと跳び回る。 自分の姿がよく分からない時、その心はもっとつかまえるのが難しい。 それに対する形容が「心猿意馬」だ。 心が束の間も落ち着かない猿、何も考えずにいろんなところを跳び回る馬に似ているという表¥現だ。
こういう状態では集中が難しい。 自分が守るべき本分から抜け出し、生涯をかけて修行すべき自身の業も守れない。 心が外側へのびるとして「外馳」という言葉を付けたりもする。 東洋では一種の心の病と見なし、常に警戒してきた。
‘マリンボーイ’朴泰桓(パク・テファン)の挫折を見ながら考えてみる心の姿勢だ。 彼だけでなく、スポーツや芸能¥で少しの間だけ輝いた後、心をつかめず没落した最近の若いスターを同時に思い浮かべてみる。 ほとんどが一瞬の成功に心酔し、心が外側に向かって飛び出した結果だ。
外部の環境のせいもないわけではない。 しかしすべての失敗の最後の責任は自分にある。 心がけはその成敗を分ける核心だ。 素質が優れた韓国の若者たち。 軽率に振る舞う猿、暴¥れ回る馬の心をなくそう。 その代わり、遅いけれど遠い道のりを歩む牛を心に置いてみるのはどうだろうか。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=118601&servcode=100§code=120