http://www.jfe-holdings.co.jp/
JFEエンジニアリング株式会社(以下:JFEエンジ)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構¥(以下:NEDO)より、オーストラリアにおける実証プロジェクト(以下:本プロジェクト)を受託※1しました。本年秋迄に実証プラントの実施設計と事業化の検討を行います。その後、NEDOの審査を経て、2010年度末迄にプラントを建設し、3年間の実証運転後、2014年度からの事業開始を目指します。
実証を行うのは、当社が開発した分散型水供給システムです。特徴は、膜ろ過による雨水の飲料水化と生活排水の膜浄化・再生利用を組み合わせ、エネルギー源を太陽光発電により賄うことです。これにより、水道使用量を約40%、電力使用量を約50%削減することが可能¥となります。また、「分散型」とすることで、人口増加に応じた段階的な増強が図れるため、ダムなどの大規模施設の建設に比べ、用地確保や環境影響という点でも大きなメリットがあります。
本プロジェクトは、川崎市、クイーンズランド州政府にご支援をいただきながら、公民連携による実施体制で臨みます。具体的には、水質、水量管理や課金システム等の点で、川崎市水道局にご指導いただきます。また、実証プラントのサイト選定や事業化の条件設定で、クイーンズランド州政府などが出資する研究機関※2にご協力いただきます。
実証研究終了後は、クイーンズランド州を起点にオーストラリア連邦政府のご支援をいただきながら、他州における取組みも検討してまいります。将来的には、アジアを中心とした他国へも広く展開したいと考えております。