確かに、日本書紀は神話部分が多い。
だが、これは物凄く古い。
朝鮮王朝実録は、中世末期から近世にかけての歴史書。
この時代になると、日本は歴史書だらけ。
歴史書が多くありすぎて、何を登録すればよいのか混乱するくらい多い。
歴史書の記録方法も、繊細に事実を記録したものだけじゃない。
例えば、平家物語は、歴史事実を物語にし、語り部を通して一般人にわかりやすく歴史を説いた書物だ。
慈円の愚管抄は、事実の羅列だけでなく、それに対して著者が「この事件は、こう思う」「この事実は、こうだ」とか、主観を交えて書かれている。西洋人が愚管抄を知れば、非常に価値が高いと思うだろう。
正直言って、歴史書の豊富さは、日本はずば抜けていると思う。
高度な記録物から、一般庶民に歴史を教える書物、著者の意見を交えた歴史書・・・・
これが可能¥なのは、王朝が権力を独占していなかったから、出来たことでもある。
日本には昔から、歴史に通説を求めなかったのだ。