韓国の半導体工場では「超純水は、作れるのか? ウェハー洗浄用
これまで、その超純水をつくる技術や装置・材料の一部は、これまで日本、アメリカなど海外に大きく依存してきており、ここ数年で「国産化を進めている最中」という状況です。
🏭 いまの韓国の状況
韓国には世界有数の半導体メーカーがあり、それらの工場には大量の超純水が必要です。
工場の敷地内には超純水製造プラントがあり、そこで超純水を連続的に製造して、ウェハー洗浄などに使っています。
また、韓国水資源公社がSKハイニックス向けに超純水などの工業用水を安定供給するための施設運営契約を結ぶなど、国内のインフラとしても超純水供給体制を整備しています。
一方で、半導体レベルの超純水を安定して作るには、高度な膜やイオン交換樹脂、計測・制御技術などが必要です。
韓国では、これらを日本から長年輸入してきたため、素材や装置レベルでは日本企業の技術に依存してきました。
日本の輸出管理強化などをきっかけに、韓国政府は「半導体用超純水の国産化プロジェクト」を進めており、実証プラント建設などの取り組みを行っています。
🧪 「作れるか?」の意味を分けると
「韓国半導体製造は、超純水が作れるのか」という問いを、少し細かく分けると次のようになります。
観点現状の答え補足工場で超純水を製造できるかできているファブ内にプラントを持ち運転中半導体生産に支障があるか基本的になし超純水不足で止まる状況ではない技術や装置の国産比率が高いかまだ途上日本など海外技術に依存してきた政府として国産化に動いているか動いている実証プラント整備や研究支援を実施このように、「超純水そのものは作っていて問題なく使えているが、素材や装置まで含めた完全な国産技術としては発展途上」という理解が一番現実に近いです。