クリーンルームとは
クリーンルームは、空気中のホコリや微小な粒子、必要に応じて微生物の量を厳しく管理し、温度や湿度、気圧なども一定に保つための特別な部屋のことです。
半導体や電子部品、医薬品、食品、精密機械などの製造現場で、不良や汚染を防ぐために使われています。(n
📊 清浄度クラスという指標
クリーンルームには「どれくらい空気がきれいか」を示す清浄度クラスがあります。
現在は主に国際規格 ISO 14644 に基づき、ISOクラス1から9までが用いられ、数値が小さいほど空気中の粒子が少なく、よりきれいな環境を意味します
🌬 空気をきれいに保つ仕組み
クリーンルームは、主に次のような仕組みで清浄度を維持します。
- 高性能フィルターで外気からホコリや粒子を除去して室内に供給する
- 室内の空気を大量に循環させ、汚れた空気を常に排出する
- 室内をわずかに陽圧または陰圧に保ち、外部との出入りでホコリや汚染が入りにくいようにする
- 出入り口にエアシャワーや前室を設け、人や物からの持ち込みを減らす
👕 作業者の服装とルール
人の体や着衣からも大量のホコリが出るため、クリーンルームでは専用の防塵服や帽子、マスク、専用シューズなどを着用し、動き方や作業手順も細かく決められている。