ホンダは21日、小型の電気自動車(EV)「スーパーワン」を22日に発売すると発表した。軽EV「N-ONE e:」をベースにした車種で価格は339万円。国と東京都の補助金を活用すれば、実質150万円程度から購入できる。先行予約件数は1カ月で約7000台に達した。
スーパーワンは他の車両と部品を共通化するなどして開発コストを抑えた。航続距離は274キロメートルで車両重量は1090キログラムと軽自動車以外のEVでは最軽量レベルで快適な乗り心地にした。
モーターの出力を上げる機能「ブーストモード」を搭載し、エンジン車のような力強さを実現した。 国内では4月16日から先行予約を受け付けていた。今後1年以内にイギリスや東南アジアなどでも発売する。
ホンダは24年10月に軽商用EV「N-VAN e:」、25年9月に軽EVの「N-ONE e:」、26年4月には多目的スポーツ車(SUV)のEV「インサイト」を発売した。スーパーワンで国内EVは4車種に増える。
28年には人気の高い軽「N-BOX」のEVを投入して、国内でラインアップを増やす。 21日、商品発表会に登壇した川坂英生日本統括部統括部長は「国内のEV普及率は足元の2〜3%から30年度には8%程度になる。スローペースだが、メーカーとしてEVにしっかり取り組む」と語った。