日本の調査捕鯨に反対しているニュージーランドは、6月に行われるIWC=国際捕鯨委員会で、捕獲できるクジラの数を大幅に減らしたうえで、捕鯨を認めることで、日本など捕鯨国との妥協を探る方針を明らかにしました。
6月にモロッコで開かれるIWC年次総会では、捕獲できるクジラの数を大幅に減らす一方で、IWCの管理のもとで捕鯨を認めることなどを柱とする案について話し合われる見通しで、これに対してオーストラリアは、あくまでも捕鯨の廃止を求める独自の提案を提出しています。
こうしたなか、ニュージーランドのIWC代表を務めるパーマー元首相は1日、首都ウェリントンで記者団に対し、IWCの総会では、捕獲するクジラの数を大幅に減らして、その数を示したうえで捕鯨を認めることで、日本など捕鯨国との間で妥協を探る方針であることを明らかにしました。
パーマー元首相は「IWCの総会で合意できなければ、日本は調査を名目に、多くのクジラを捕獲し続けることになる」と述べ、捕鯨に反対する立場からIWCの枠組みを崩壊させるような事態は避けたいという考えを示しました。
パーマー元首相の発言に対し、オーストラリアのギャレット環境相は「商業捕鯨の正当化につながる」などと反発を強めていて、反捕鯨国の中でも立場の違いが鮮明になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100401/k10013586711000.html
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