鳩山首相「現行案の修正と言いたくない」
沖縄の普天間基地の移設問題、最終局面でも鳩山総理と関係閣僚の食い違いが浮き彫りになってきました。鳩山総理は関係閣僚らに「現行案の修正と言いたくない」と語り、キャンプシュワブの沿岸部と明確にすることに異論を唱えていることが分かりました。
「最初から厳しいという状況は分かっていますが、5月末に向けて最大限頑張りますから、そこのところをどうぞ国民の皆さんと一緒に行動して参りたいと思います」(鳩山首相)
普天間基地の移設問題で政府は名護市キャンプシュワブの沿岸部とした現行案の修正を軸にした政府案の原案を、既にアメリカ側に提示しています。
ところが、鳩山総理は関係閣僚との協議や、今月15日、外務省や防衛省の実務者から報告を受けた場で「現行案とか現行案の修正とか言いたくない」と語っていたことが分かりました。
現行案の修正に反対を表明している社民党に対して、配慮する狙いがあるとみられますが、「修正」を軸にアメリカ側と今月末までに大筋で合意したいと考える岡田外務大臣や北澤防衛大臣と意思統一できていない実態が浮彫になっています。
こうした中、日米の課長級の実務者による協議が17日から東京で開かれ、現行案の修正のうち、「くい打ち方式」の技術的な問題点や徳之島に訓練を移転する場合の運用上の問題点について、さらに協議する見通しです。(17日10:52)