記事入力 : 2010/08/02 09:55:44
【社説】中東での韓国、韓国人に対するイメージ改善を
今年6月にリビア政府が韓国の外交官に国外追放処分を下したことを受け、この問題を解決するためリビアで交渉に当たっていた韓国政府代表団が先月31日に帰国した。代表団はリビア側に対し、「問題となった外交官の活動は、韓国企業による防衛産業分野での輸出を支援するためのものだった」と説明し、誤解を招いた行動を謝罪すると同時に、再発防止に取り組むことを約束したという。これについて韓国政府の関係者は、「誤解はかなりの部分で解消された。リビア側も問題の早期解決を望んでいる」とコメントした。
リビア側は「韓国人外交官(国家情報院所属)が、リビアの軍事情報を収集し、米国やイスラエルなど、リビアと非友好的な第3国に流布した」と主張しており、さらに「問題の外交官がリビアで働く北朝鮮労働者の動向を把握したこと」や、「リビアの権力承継問題など、リビア側が神経質になっている情報を収集しようとした」という2点についても問題視している。
リビアは韓国人外交官を追放した直後の6月23日、韓国政府に事前の通知もなく、ソウルにあるリビア経済協力代表部を閉鎖し、職員を韓国から撤収させた。また、リビア政府が先月身柄を拘束した韓国人宣教師と農場主もいまだ釈放されておらず、この問題は今も課題として残っている。韓国とリビアが修好関係を結んでから30年が過ぎたが、これまで韓国企業は、リビアで288件の工事を手掛け、受注額は総額で346億ドル(現在のレートで約2兆9900億円、以下同)に達している。また、昨年1年間だけで31億ドル(約2700億円)の工事を受注した。こうした経済的な要因も考慮すれば、韓国としては1日も早く、両国関係の正常化を目指したいところだ。
今回の問題をきっかけに、韓国政府は中東外交の全般を見直すと同時に、外交全体のレベルを引き上げる必要にも迫られている。専門家によると、中東現地では韓国に対して、「建設受注と商品の輸出ばかりをする国」というイメージが徐々に定着しつつあるという。中国や日本が中東の主要国に巨額の援助を行い、空港や橋梁といった重要インフラを無償で提供することで、「経済的な利益ばかりを追い求めるのではなく、相手国の利益や発展も考えている」というイメージをアピールしているのとは正反対だ。つまり、現地が発展するに当たって、「韓国の貢献度は事実上ゼロの状態」と評価されているのだ。ちなみに、中東26カ国に韓国文化院は1カ所もない。また、リビアはここ数年間、リビアを独裁国家と記載している教科書の修正を韓国側に求めているが、それも、あれこれ理由をつけて解決を先送りしている状況だ。
かつて世界では、米国人が「アグリー・アメリカン」、日本人が「エコノミック・アニマル」などと言われた時期もあった。このようなイメージは両国の国益にもマイナスに作用した。そして今、後発国の韓国が彼らと同じような失敗を繰り返しているようでは、決して知恵のある国とは言えない。つまり「韓国は互いに助け合う国」「韓国は良い隣人」というイメージを、中東地域で新たに築いていかなければならないということだ。これは外交通商部だけの役割でなく、政府全体で取り組むべきことであり、とりわけ税金で運営されている「国家ブランド委員会」こそ、この任務の先頭に立たなければならない。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20100802000030
何言ってるのかね~、日本などの援助を「相手国の利益や発展も考えている」という「イメージをアピール」していると切り捨てるのかね。
実際に援助と言うのは相手国の利益や発展を考えて行うのだが・・・、だから結論で韓国政府や「国家ブランド委員会」にイメージだけを植えつけろといってるのだろう。韓国人らしい浅知恵である。
それと{日本人が「エコノミック・アニマル」などと言われた時期もあった。}などと日本を同じレベルに引き落としたがっているが残念ながら・・・・、
エコノミック・アニマルは褒め言葉だった。
「『エコノミック・アニマルは』ほめ言葉だった」(多賀敏行著 新潮新書)副題は「誤解と誤訳の近現代史」とあります。
日本人は外国コンプレックスがあるのと自意識過剰、おまけにマスコミは悲観主義の傾向がある、といった組み合わせから、海外でのさまざまな発言や意見に対して、つい「馬鹿にされた」とか「批判された」と思いがちです。
その代表例として著者は「エコノミック・アニマル」と「うさぎ小屋」を挙げています。
まず「エコノミック・アニマル」です。この言葉は「あっと驚くタメゴロー」などとともに、1969年度の流行語に選ばれた言葉。現代の日本の辞書類で調べても、「経済的利益ばかりを追い求める動物。国際社会における日本人の行動を批判的に形容した語」(学研国語大辞典 1980年)だとか、「経済大国にのし上がった日本人への蔑称」(現代用語の基礎知識2004年版)などとされているよう。
著者はこの言葉の原典を調べてゆくうちに、どうやら1965年6月28日付の日経新聞夕刊に掲載されていた当時のブット・パキスタン外相の発言であろうということにたどりつきました。
しかし著者が周りの英語をネイティブにする多くの人たちに訊いても「エコノミック・アニマル」に侮蔑的な意味はない、というのだそう。逆にウィンストン・チャーチルが"politics animal"と呼ばれたことを引き合いにして、経済に関してはずば抜けた才能を持つ国だ、と意味だと解釈に至りました。
なにしろ当時のブット外相はオックスフォード大学を卒業してその後同大学で教鞭をとったこともあるなど、完璧なイギリス英語を話す人だったからです。
そのインタビューの時の雰囲気を知りたいと、著者はこの記事を書いた記者を探り当てて訪ねようとしたのですが、すでに鬼籍に入られていたとのこと。
その侮蔑的ニュアンスを完膚無きまでに払拭するには至らなかったのですが、随分後々まで日本人自らが自虐的に使うようになっている現実はなかなか変わりません。
