7人乗り漁船「テスン号」、「城津に行く」と交信
韓国人船員4人と中国人船員3人が乗ったイカ釣り漁船「テスン号」(41トン)が8日、東海(日本海)北部の海上で北朝鮮警備艇に拿捕(だほ)され、調査を受けていることが確認された。
海洋警察庁は同日、「東海で操業中に行方不明となったテスン号が北朝鮮の排他的経済水域(EEZ)と推定される海上で北朝鮮当局によって拿捕され、調査を受けていることが把握された」と発表した。海洋警察によると、浦項漁業情報通信局が同日午後2時35分ごろ衛星電話で「今、北朝鮮警備艇にえい航されているのか」と尋ねると、テスン号は「城津に向かっている」と答え、その後交信が途絶えた。城津は咸鏡北道金策市にある港だ。東海の「大和堆漁場」で操業中だったテスン号は7日午後6時35分ごろ、浦項漁業情報通信局に位置を報告した後、8日午前5時35分に追加報告をすることになっていたが、連絡をしなかった。海洋警察関係者は「大和堆漁場が北朝鮮水域と隣接しているため、排他的経済水域を侵犯して操業したのかなどを確認している」と話した。排他的経済水域での単純運航は公海と同じく問題にはならないが、操業や採掘など経済的行為をすれば領海のように取り締まり対象になりうる。
政府関係者は「テスン号が北側の排他的経済水域を実際に侵犯したのか、公海上で操業していたところを拿捕されたのかはまだ不透明だ。北側の発表があるものと予想される」と話した。浦項船籍のテスン号にはキム・チルイ船長(58)と船員のキム・ジョンファン氏(52)、コン・ヨンモク氏(60)、イ・ジョンドゥク氏(48)ら韓国人4人と中国人船員のカル・ボンゲ氏(38)、ジン・ムンホン氏(37)、ソン・ブン氏(37)の3人が乗っていた。
仁川=崔在鎔(チェ・ジェヨン)記者
アン・ヨンヒョン記者