準天頂衛星初号機「みちびき」の軌道計算結果と第1回アポジエンジン噴射予定について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、準天頂衛星初号機「みちびき」の軌道計算を行った結果、同衛星は、所定の第1トランスファ軌道に投入されていることを確認しました。以下に軌道計算結果を示します。
決定値計画値 遠地点高度36,150km36,140km 近地点高度250km250km 軌道傾斜角31.9度31.9度 周期10時間39分10時間39分
今後、アポジエンジン噴射(AEF)を5回に分けて実施し、第2、第3、第4及び第5トランスファ軌道を経て、ドリフト軌道への投入を行う予定です(添付1参照)。第1回アポジエンジン噴射については、平成22年9月12日12時2分(日本時間)頃から約67分にわたり実施し、第2トランスファ軌道へ投入する予定です。
衛星の状態は正常です。
(補足)
・トランスファ軌道 :衛星がロケットにより打ち上げられた後、最終的な準天頂軌道に投入するまでの間に一時的に投入する軌道。
・アポジエンジン :トランスファ軌道上の遠地点(アポジ点)付近で噴射し、衛星軌道の近地点高度を上げて準天頂軌道に近づけるためのエンジン。
・ドリフト軌道 :準天頂軌道に投入される一歩手前の軌道、軌道高度や傾斜角(赤道面との角度)は準天頂軌道と同等であるが8の字中心経度が日本上空でない。ドリフト軌道投入後、数日かけて8の字の中心位置を日本上空に移動させる調整を行い、最終的な「準天頂軌道」に投入する。
(次回のお知らせ予定)
第1回アポジエンジン噴射の結果については、9月12日15時00分(日本時間)頃にお知らせする予定です。
