芸能人をコックピットに入れ運航した機長、解雇は無効
ソウル南部地裁判決
飛行機のコックピットに、無断で芸能人を入れて運航したという理由などで、昨年2月に解雇されたA航空会社の機長Cさん(54)が、同社を相手取って解雇 の無効確認を求めた訴訟で、ソウル南部地裁民事13部(姜仁喆〈カン・インチョル〉裁判長)は、「航空会社が懲戒処分の裁量権を濫用したものであり、解雇 は無効」とする判決を言い渡した。また、航空会社側に対し、Cさんが解雇の翌日から復職するまでの間、本来受け取れるはずだった賃金に相当する額を支払う 義務がある、との判断を示した。
地裁は判決理由について、「Cさんが乗客を無断でコックピットに入れたことは、旧運航技術基準などに違反し、重い懲戒処分を下すべき理由に当たる」としながらも、「偶発的な行動であり、社会通念上、解雇されるほどの重大な帰責事由に当たるとはいえない」と述べた。
また、「Cさんが運航中に勝手に制服を脱ぎ、乗客に無礼な言葉を発したり、乗務員にセクハラ的な発言をしたりした」という航空会社側の主張に対し ても、「関係者の証言などから判断する限り、証拠が不十分か、懲戒処分の理由になるほどのものではない」として、これを認めなかった。
被告の航空会社は、2008年11月7日、Cさんが済州発ソウル・金浦行きの飛行機のコックピットに、コメディアンのKさん(36)を入れて運航したという理由などで、翌年2月にCさんを解雇とする処分を下した。
アン・ジュンヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版他の乗客の安全を損ねたんだから、クビでも良いでしょ(w