【李仁黙(イ・インムク)記者】
今年4月にアップル社と特許訴訟を始めて以来、サムスン電子はずっと勝利を確信してきた。
サムスン電子のある幹部は「うちが持っている特許は米国だけで2万7000件。アップル社との特許争いで負けることはない」と豪語していた。
専門担当組織であるIPセンター(Intellectual Property Center)に「特許戦士」が450人いるほか、
昨年後半から既にアップル社が訴訟を起こすものと予想し準備してきたため、「『すき』があるわけはない」と思っていたのだ。
特に、今年初めには、ノキアとの特許争いを勝利に導いたことで知られる米クアルコム本社の副社長を技術分析役員として迎え入れ、陣容をさらに整えた。
しかし、アップル社は訴訟開始から4カ月にしてサムスン電子の「すき」を見つけた。
仮処分申請手続きが比較的簡単なドイツで、デザインを集中攻撃したのだ。特許に詳しい関係者の話では
「ドイツの裁判所は、申請者が被害を受ける蓋然(がいぜん)性があると判断すれば、証拠が多少不十分でも仮処分申請を受け入れるケースが多い」という。
ただし、本訴訟の決定が覆れば、仮処分期間中に発生した損害を補償しなければならない。
サムスン電子関係者は「後に補償金を支払ってもいいという覚悟で、アップル社は思い切った攻撃をしてきた。正直、うちは一発食らった」と話す。
サムスン電子は10日、「ドイツの裁判所の決定は一時的な措置なので、実際の訴訟ではうちがまた勝てる」という公式見解を明らかにした。
しかし、内部では「これでまた特許料を取られるのでは」と懸念する声も上がっている。
サムスンは先月、米スペンション社に1600億ウォン(約113億円)を支払うことになったのをはじめ、この1年間で1兆ウォン(約708億円)以上の特許料を支払った。
今回の訴訟でサムスン電子を敗北させた人物は、アップル社の特許訴訟専門家ブルース・シーウェル上級副社長だ。
彼は、インテル社で反独占訴訟や特許訴訟を担当していたが、2009年にアップル社にスカウトされた。
韓国ではアップル社が国内1位の法律事務所「キム&チャン」を、サムスン電子は法務法人「広場」を選任、法廷での攻防を繰り広げている。
ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2011/08/11
http://www.chosunonline.com/news/20110811000033
「特許戦死」・・・笑うところ?w
