二次電池:日本企業、技術力で反撃狙う
日本の二次電池業界が韓国の浮上を手をこまぬいて見ているわけではない。むしろ反撃の機会を虎視眈々(たんたん)と狙っている。特に日本企業は技術力という強みを持っている。
「スマートバッテリー・セル・フォーラム2010」の資料によると、韓国企業が二次電池分野で米特許商標庁から登録が認められた特許件数は世界3位の463件だった。1位の日本は2206件で、米国で登録された関連特許の3分の2を占めた。2位は米国の679件だった。
二次電池素材の国産化も進んでいない。電子部品研究院次世代電池研究センターの資料によると、韓国が強い中小型二次電池ですら、素材の国産化率は60%にすぎない。電気自動車用部品はさらに出遅れており、国産は素材の30%にとどまっている。特に炭素系陰極素材は100%日本からの輸入に頼っている。陰極素材は原材料価格の10%にすぎないが、これがなければ電池を生産できない。
日本企業は優位に立つ技術力を維持し、生産能力の弱点を補完する戦略だ。代表的な動きは、パナソニックと三洋電機が今月1日付けで経営統合し、三洋がパナソニックの完全子会社となったことだ。これは「規模の経済」で韓国に負けないという意志の表れでもある。日本のIT(情報技術)専門市場調査会社IITジャパンは「統合後の三洋は当面、利益を後回しにして、増産に取り組むことになる」と指摘した。三洋とパナソニックは昨年、中小型二次電池(リチウムイオン電池)市場で2位、6位だった。今年は三洋とパナソニックの予想生産量を合計すると、10億4000万個(セル)となり、サムスンSDIの生産目標を上回る。
電池メーカーと自動車メーカーによる協力も進んでいる。トヨタはパナソニックと1996年に二次電池を生産する合弁会社を設立した。このほか、日産は2007年にNECと、ホンダは08年にGSユアサとそれぞれ合弁で電気自動車用二次電池メーカーを設立した。特にトヨタは08年、電池研究部を設置し、リチウム空気電池など独自の二次電池開発にも取り組んでいる。リチウム空気電池とは、陰極材料としてリチウムを使い、陽極には空気中の酸素を使うタイプの電池を指す。エネルギー密度が既存のリチウムイオン電池より1.5倍以上高いが、爆発の危険性が高いため、まだ実用化されていない。
朝鮮日報 2011/04/06
http://www.chosunonline.com/news/20110406000029
韓国が強い中小型二次電池ですら、素材の国産化率は60%にすぎない。
電気自動車用部品はさらに出遅れており、国産は素材の30%にとどまっている。特に炭素系陰極素材は100%日本からの輸入に頼っている。
陰極素材は原材料価格の10%にすぎないが、これがなければ電池を生産できない。
4月の記事ですがwww