外国語FMラジオ放送局の愛知国際放送(名古屋市)は15日、今年9月末で放送を終了すると発表した。
累積赤字が膨らみ、事業継続が困難となったため。今後、放送局の免許を返納する手続きに入り、年内にも会社を清算する方針。東海総合通信局によると、規模の小さなコミュニティーFMを除くテレビ、ラジオ局の廃止は全国初という。
同社は全国で4番目、この地方では初の外国語を主体としたFMラジオ放送局として2000年4月から放送開始。「RADIO-i(レディオ・アイ)」の愛称で、愛知、岐阜、三重県、静岡県西部で事業を行ってきた。
しかし、当初から広告収入が不振で、開局以来純損失が続いた。広告収入の低迷から脱することができず、10年3月期には累積赤字が28億8000万円に達していた。
同社は「ラジオ広告市場は縮小傾向が続いており、今後も収益改善は見込めないと判断した」と説明している。
同社は医薬品製造などを手掛ける興和(名古屋市)の子会社。出向者を除いた社員9人は解雇となる見通し。
この地域には、広域ラジオ局は8つ、FMに限っても4局あり、最後発だったこの放送局は最初から厳しかったですねえ。 韓国語や中国語、ポルトガル語、タガログ語の放送もあったので、万が一の災害時の対応も考えると、これらを聴いていた人は残念な気持ちでしょうね。