新婚旅行を終えてゴディバのチョコレートを持ってユウコちゃんの机に行ったところ、細長い薬のような箱を持ったユウコちゃんが気分悪そうに座っていました。
私ね、折角のチョコレートがもう食べられないの、そんな体調なの。そう言って差し出した箱は妊娠検査薬でした。
すぐにでも子供がほしい、そう言っていたユウコちゃんでしたが、一年経ってもそんな気配が無い事を気にしていたのでした。外回りの最中に、あたし生理来てしまったよ、生理と妊娠出来なかったことの2つの意味で機嫌悪いぞ!なんて脅してきた事もありました。
それがいよいよ妊娠したのですから、私は大喜びでした。良かったねえ!おめでとう!チョコレートがだめならマロングラッセはどう?そう言ってまた、嫌がられましたよ。
妊娠検査薬の箱には1つだけテスターが残っていて、もう要らないからあげると言うのです。丁寧に礼を言って、その箱を持って家に帰りました。嫁さんはいきなり差し出された検査薬に怪訝そうな顔をしますが、ユウコちゃんからのプレゼントと説明して、ありがたく受け取りました。
その3ヶ月後にテスターが役立つ日が来ました。試してみたらかすれた線が出たのだけど、妊娠かねえなんて話したときに、あんた何言ってるの!と怒られました。
ユウコちゃんに続いて妻も妊娠しました。こんな経緯でユウコちゃんの子と我が子は、同じ学年なのです。