炎を上げて燃えるレストラン「グランメゾン グラシアニ」(14日午前6時56分、神戸市中央区で)

14日午前5時30分頃、神戸市中央区北野町のフランス料理レストラン「グランメゾン グラシアニ」から出火、
木造2階建て約340平方メートルを全焼した。
異人館街の洋風建築で、神戸市が伝統的建造物に認定している。
出火当時は無人で火の気はなく、兵庫県警生田署は放火の疑いもあるとみて捜査している。
同署などによると、1階北側から火の手が上がったとの目撃情報があり、出火原因を調べている。
同店は13日が定休日で、12日夜に従業員が施錠した後は出入りがなかった。
7日早朝に、敷地内の建物東側勝手口付近で紙が燃える不審火があり、関連を調べている。
グラシアニは、神戸に移住したフランス人一家が1908年(明治41年)に建築した異人館「旧グラシアニ邸」を利用した店で、
白壁に日本瓦をあしらった屋根が特徴。
運営する平川商事(大阪府八尾市)の広報担当者は
「バレンタインデーは毎年盛況で今年も予約でほぼ満席だった。こんなことになり申し訳ない」と話した。
出火当時は、周辺の8世帯15人が一時、避難。
近くに住む女性(77)は「3、4メートルの火柱が上がっていた。
40年間、住んでいるが異人館街でこんな火事は初めて」と話していた。
現場はJR三ノ宮駅の北西約1キロ。一帯の「北野町山本通」は
80年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。神戸市は、
旧トーマス住宅(風見鶏の館)と旧シャープ住宅(萌黄の館)の
2棟の国重要文化財を含む洋風建築物33棟、和風建築物7棟などを伝統的建造物に認定している。
(2012年2月14日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120214-OYO1T00710.htm?from=main4
放火の疑いがあると聞くとKを思い出すのは自分だけではないはずだ。