韓国各地で道路崩落事故が相次ぐ
2012年04月02日12時24分

先月31日午前1時30分ごろ、京畿道城南市盆唐区の亭子駅近くの道路。 Pさん(49)が乗ったタクシーがこの車道に差し掛かった瞬間、突然道路が崩れ始めた。Pさんは乗っていたタクシーごと、直径4メートル、深さ1.5メートルの大きな穴の中に転落した。その瞬間、破裂した地下の温水パイプから、摂氏80度近い熱湯が四方に噴出し、水蒸気が続けざまに立ち上った。この事故により、道路脇を歩いていた市民9人がやけどを負った。
事故原因について消防当局は、地域暖房公社が設置した仮設の温水パイプが破裂し、その圧力によって道路の地盤が沈下し、崩落したものと推定している。盆唐区に住むキム・ギュホさん(47)は「いつも通っている道路が突然崩れたと聞いて驚いた」と話し、また会社員キム・ジンギュさん(29)も「自分が乗ったバスが突然地下に転落したかもしれないと思うと、鳥肌が立つ」と語った。
最近、韓国各地で道路が突然崩落する事故が相次いで発生している。今年2月18日には、仁川市西区旺吉洞の黔丹交差点近くにある6車線の道路で、地下鉄の建設工事現場が突然崩壊し、配達用のオートバイで通り掛かった飲食店の店員(50)が穴の中に転落し死亡する事故が起こった。また、先月19日には釜山市海雲台区佐洞の白病院前交差点近くの歩道が突然崩落し、通り掛かったKさん(31)がけがを負った。同月27日には同市北区金谷洞の地下鉄栗里駅前の路上で水道管が破裂し、地盤が3メートルほど沈下した。そして4日後の同月31日午後には、ソウル市瑞草区の地下鉄良才駅近くの道路が、地盤沈下のため、でこぼこに変形する事故が発生した。
江南水道事業所の関係者は「冬の間に凍っていた土が解けて、地盤が軟弱になったことが事故の原因と考えられる」と説明した。
だが専門家たちは、最近相次いでいる道路崩壊事故について、ずさんな管理による「人災」だ、と主張している。ソウル市立大交通工学科の李垂範(イ・スボム)教授は「毎年、氷が解ける時期に地盤が緩むのは常識だ。未整備な災害危険個所に補強材を設置するなどの対策を怠ったことが事故の原因だ」と指摘した。
半島では、何が起こっているの?
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