11日に坡州NFC(国家代表トレーニングセンター)で記者会見に臨んだサッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は、取材陣から質問が出る前に、自ら奇誠庸(キ・ソンヨン)=スウォンジー=のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)騒動について話し始めた。奇誠庸は昨年2月、知人だけに公開しているフェイスブックのアカウントで、崔康熙(チェ・ガンヒ)前韓国代表監督をあざけるような文章を書き込んだことが最近明らかになり、大きな波紋を呼んだ。これについて大韓サッカー協会は特に懲戒を行わなかったものの、厳重警告を下した。
洪監督は「サッカー協会の警告措置と代表選出は別の問題。就任記者会見で強調した通り、奇誠庸の選出については『ワンチーム(一つのチーム)』というコンセプトに準じて判断する」との方針を示した。洪監督はロンドン五輪で共に銅メダルを獲得した「教え子」に対し、厳しい口調で忠告した。
洪監督は「奇誠庸は外の世界とコミュニケーションするよりも、自分の内面の足りない部分を広げた方がいい」と述べた上で「サッカー協会から警告を受けたのだから、サッカーでイエ ローカードがどういう意味なのかよく考えなければならない。今後は奇誠庸を注意深く見守りたい」と話した。
この日の会見は、東アジア・カップに出場する代表メンバーの発表が目的だったが、それにもかかわらず洪監督が奇誠庸の件に先に言及したのは、このところサッカー界で波紋を呼んでいる一連のSNS騒動が、自身の掲げる「ワンチーム、ワンスピリット、ワンゴール(一つのチーム、一つの精神、一つの目標)」というスローガンに反しているからで、代表のムードを正すのが目的だったとみられる。この日洪監督は、代表招集の際に選手たちにスーツの着用を義務付けるなど、代表チームの品格を維持するための規律を強化することを明らかにした。
洪監督が定めた服装のガイドラインは、スーツ上下に必ずネクタイを着用し、革靴を履くというもの。洪監督は「以前から代表チームの選手を見ていて、破れたジーンズ姿や帽子を深くかぶった姿で集合しているのが見苦しかった。選手たちは端正な服装で来た方がいい」と語った。昨年のロンドン五輪予選でも選手たちにスーツ着用を勧めたという洪監督は「あのときは若手選手が『いいスーツを買うお金がない』というので大目に見てやったが、A代表となると話が違う。選手たちが坡州NFCの正門に入る瞬間から心構えが変わるようにしたい」と述べた。選手たちがマネジメント会社の車でNFCの内部まで送ってもらうことも禁止する方針だ。正門で降りて歩いて入ってこいというわけだ。
洪監督は、選手たちの私生活に深く干渉するタイプではないが、団体生活の内部規律を重視する指導者だ。U20(20歳以下)代表監督時代も、練習中にユニホームの裾をハーフパンツの中に入れるよう指示し、水を飲んだら走ってピッチに戻るなどのルールを決めて守らせていた。最近では「私の監督マニュアルにはSNSはない」と言い切った。
洪監督は「基本的に外から見えるチームの規律よりも、チーム内部の規律が重要。最近、韓国のサッカー界が全体的に軽くなっているようだ。まずは私自身が責任を持って変わりたい」と語った。
坡州= チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/12/2013071200591.html
品格って
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