立ち読みした私の5分を返せ
最近、悪韓論とか、韓国嫌いに拍車がかかりそうな本を読んだので、多少のクーリングダウンになるかと思い、書店で手に取ってみました。
金慶珠は以前テレビ番組で独善的な韓国寄りの主張をしてヒンシュクを買った動画を見たような記憶があり、そいつがこのような趣旨の本を出すとは…という一種の驚きとともに、単なる反韓に留まらない、成熟した韓国批判でも展開しているのだろうか、と一瞬淡い期待をしてみたのでした。
でも、読んでみたら案の定、全然違いました。
竹島問題については「日韓の間の認識フレームのすれ違いによるもの」というお話。これ、日本人としては承服できません。というか、認識フレームのすれ違いというのは単なる悪しき相対主義にもっともらしい理屈をつけただけです。真正面からウリナラファンタジーでも展開された方が、まだスッキリしますが、半端な相対主義を出されると、お前が言うなと血圧が上がります。
全般に、韓国の惨状を知りつつも弁護したい、でも弁護しつくすことはできない、しかし韓国ファンタジーをそのまま書くこともできない、というような、在日韓国人の歪んだ自意識を映し出している文章のように見えました。竹島問題に使ったような、無理な相対主義やひねった論理で、韓国人としてのアイデンティティを何とか守りつつ、日本国内で自分の生存を確保しつつ、本当のところは韓国を良くする気も日韓関係を改善する気もない、そういう下種さを感じます。そこへ行くと、呉善花の方がよほど首尾一貫していて好感を持てます。
この本、結論も提言もなく、尻切れトンボのような印象で終わります。歪んだ自意識と微妙な韓国像を投げてよこされて放り出されても、こちらとしては「ふーん」としか言いようがありません。
作品は作者の精神を映す鏡のようなものですが、悪韓論からは健全・シニカルな著者の姿が浮かび上がってくるのに対し、この本からは上記のような不快感が立ち上ってきます。
立ち読みした5分に加え、レビューを書いた10分も返せと言いたいですが、韓国に関する情報は多少はわかるであろうということと、日本で大学教授になれるくらいの知能のある韓国人も実際はこの程度であるということを知れるということで、☆は2つです。
追記
動画見つけました。リンクがうまく貼れませんが、youtubeに金慶珠と入れるといろいろ出てきます。が、…ひどいですね。ああいう姿を見せている著者の、ああいう主張を糊塗した本を褒めたレビューを書けるというのは、…私には想像できかねますね。
http://www.amazon.co.jp/review/R3PUP3Q4ND7BM1/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=439611320X&channel=detail-glance&nodeID=465392&store=books
以前紹介した金恵京・明治大助教を上回る痛学者のようだ。
http://www.kjclub.com/jp/exchange/theme/read.php?uid=95203&fid=95203&thread=1000000&idx=1&page=3&tname=exc_board_66&number=248&f=name&word=watapu
学者でこれでは日韓関係が悪くなるわけだ。w
レビュアーも立ち読みでここまで怒ることは無いと思うが気持はわかる。w