[週間朝鮮]悪化の一路をたどる朝鮮・日本葛藤の現
住所…日言論が朝鮮たたき味を覚えた理由
東京=イ・ジホJPニュース記者
入力:2013.11.22 18:09

鮮・日関係が悪化の一路を歩いているこの頃、時々日本言論に出てくる朝鮮関連記事を読んでみると、ため息がひとりでに出てくる。 ‘一部の言論がとても作ったな’という考えが自ずから入るほど無慈悲な‘朝鮮たたき’記事が大半を占める。 一言で言ってとてももひどい。
先週保守右翼の代表的時事週刊誌‘週刊文春’(11月21日付)は‘朝鮮の急所を刺す’という表紙記事で朝鮮批判を長くした。 日本に向かったパク・クネ大統領の相次いだ過去の歴史謝罪要求に対して、日本政府と外務省が神経質反応を見せているという内容だった。 また、日本政府内部でそれに対する報復で朝鮮制裁措置を検討しているという内容も伝えた。
もう少し具体的に話せば‘朝鮮の弱点である経済金融分野で制裁を加えれば朝鮮は即座に泣き顔であること’というような朝鮮に対する脅迫のような表現もあったし、特に安倍総理が私席で“朝鮮は愚かな国家”と話したという衝撃的な内容も入っていた。 このような報道内容は朝鮮にも広く知られながら大きい波紋が生じることもあった。
また他の有名週刊誌‘週間ポスト’(11月29日付)も、週刊文春報道波紋がまだ沈む前に、後に続いて‘反日朝鮮に経済制裁を!’という内容の記事を特筆大書した。 副題は‘暴走大統領パク・クネが泣きながら謝罪する五種類制裁措置’だ。
この雑誌が制裁措置だと取り上げ論じたことは‘朝鮮と為替レート戦争を行えば朝鮮の輸出産業は壊滅する’ ‘大型銀行が朝鮮企業に対する融資を撤回すれば朝鮮企業は生しの境をさまようだろう’ ‘通貨スワップを拒否すれば通貨危機が訪れてくる’ ‘半導体関連部品の輸出を停止すれば寒損の生産ラインが中断される’ ‘自衛隊が朝鮮軍に協力しなければ北・朝鮮の砲弾で京城が火の海’等五種類だ。
これは週刊文春の記事内容とも相当数重なる。 もちろんこれら雑誌が言及した制裁措置に対しては色々な関係分野専門家たちから“現実性がない”という指摘が出ている。 それでもこのような記事を掲載する理由はまさに朝鮮に対する脅迫に違いない。
過去の歴史を反省しろとの朝鮮政府の要求に応じるどころか朝鮮に報復措置を加えろとの記事が出る局面である。 その措置の実現の可能性が有ろうと無かろうとを離れて、極めて感情的な記事で主客が転倒された様相だ。
週刊文春や週間ポストは卑劣だけれど、時事週刊誌の権威を備えようと自社記者の話でない政府官僚や外務省関係者、あるいは経済評論家の口を借りて朝鮮を批判した。 だが、10余年前から嫌鮮記事報道で有名な極右保守隔月刊誌‘サピオ’の2013年12月号を見れば、朝鮮たたきの典型がどんなものなのかをとても赤裸々に見ることができる。 この雑誌は‘深層取材’として長々18ページ、11種類分野にわたって朝鮮の恥部を掘り起こしている。
‘両親が整形で顔が完全に変わった子供を恥ずかしく思うなど整形によって親子間の連帯感が消えている’ ‘朝鮮の漫画映画、放送プログラムは日本をパクリしほうだい’という式だ。 一定の事実をベースにこれを自分の飯の種に拡大歪曲して解釈している。
朝鮮・人の立場でこのような種類の記事を見れば、怒りが込み上げて上がりながらも、全く根拠ない内容でもなくてそのまま怒りを鎮めるほかはない。 歴史認識、慰安婦、食品、整形、経済、技術力、歴史問題、民族性、ソフトウェア、軍事力、言論など各分野にわたって朝鮮を卑下する内容を扱うなど、その熱意がすごくて舌を巻くようになる。
週刊誌・月刊誌の他にも‘夕刊フジ’や‘産経新聞’等の日刊紙も毎日のように朝鮮関連記事を吐き出している。 “慰安婦ねつ造を持続する朝鮮” “朝鮮の嘘がいつまで通じるか”という常連テーマだ。 このような批判的・否定的記事が保守媒体を中心に毎日のようにあふれ出ている。このような動きは 本来存在したが、最近になってとりわけ激しくなった。 悪意が入れられたとしかみられない記事一色だ。
いったいなぜ日本言論は朝鮮たたきに血眼であることであろうか?
先に週刊文春、週間ポスト、保守月刊誌サピオなど最近朝鮮批判記事を掲載した媒体に電話をかけてみた。 ある程度予想はしたが、これら雑誌社編集部は返事を拒否した。 ただしサピオ側は“記事に書いた内容が私たちの意見全部。 もうこれ以上は言うことはできない”と明らかにした。 週間ポストと週刊文春は“企画、編集意図を語ることはできない”としながら具体的な返事を避けた。
今回はサピオ創刊初期に何年かサピオに寄稿をした在日同胞ジャーナリストに取材中である内容を伝えられ意見を聞いてみた。 彼は考える必要もないというように簡単に話した。 “結局はお金です。 経済論理のためにそうしますよ。”
もう少し具体的に聞いた。 “サピオも初めには中道の立場でした。 そうするうちに不況が続くとすぐに雑誌が売れる側に方向修正をしたことでしょう。 朝鮮も同じだが雑誌編集長は販売部数が落ちれば当然左遷されます。 サピオも同じことでしょう。 朝鮮批判記事を送りだせば販売部数が5万ないし10万部がもっと出ると当然売れる側を選択するしかないよ。 そうするうちに最近きては良心ある進歩作家が寄稿を拒否するほど本当に極右雑誌で定着してしまいました。 そのためかは分からないが、近ごろ数年の間寄稿者を見れば使う人々が常に決まっています。”
また他の日本週刊誌記者は嫌鮮流報道現象に対して次の通り話した。 “日本言論の保守右翼の象徴である産経新聞を例にあげようとするなら,この新聞は朝鮮に対して最も多く批判をする媒体です。 ところでこのような新聞社が鮮流サイトを作って鮮流雑誌を創刊して運営しています。 また、同じグループ系列の放送会社フジTVは一時朝鮮ドラマを時をわきまえず放送して2500人余りの日本人がフジTVに訪ねて行って抗議デモを行うことさえしました。 論理的に理解できない部分でしょう。 なぜそうしますか? 結局はこれもまたお金です。
純粋に経済論理で鮮流を売るんです。 なぜなら言論媒体や出版界などがあまりにも永らく最悪の不況に苦しめられたためです。 どのようにしようが生き残らなければなりませんから。 その餌で朝鮮と支那が選択されるのです。 また、片方では朝鮮と支那が時を合わせて巧妙に刺激をしたのも嫌鮮報道に助けになりましたし。”
実際に産経新聞、フジTV、夕刊フジなどは全部フジ産経グループ傘下の言論媒体だ。保守右翼日刊紙産経新聞は‘鮮FUN’という鮮流専門雑誌を発売中で、フジTVは朝鮮ドラマを最も多く編成して放映してアイロニーにも‘親鮮派放送会社は門を閉めろ’という非難を受けることもあった。
最近日本国民の朝鮮に対する世論が非常に良くないのは事実だ。 オリンピック開催地決定直前にあった朝鮮政府の日本産水産物輸入禁止措置が東京都のオリンピック誘致を邪魔するためにだったとか、朝鮮海上警察当局が反日感情のためにわざわざ日本漁船を拿捕したとかなど極めて感情的で正確でない報道が相次いでいて両国間誤解が積もっている。 最近なされた産経新聞とフジTVの共同世論調査で外交・経済交流相手に朝鮮を信頼できないという返事が70%も出てきたという。 保守報道機関の世論調査であることを勘案してもかなり高い数値だ。 昨年までしても日本国内で朝鮮に対する好感度は60%以上の高い水準を維持したが、もうこの統計さえ過去のことになってしまった。 しかも日本では保守右派である安倍晋三が導く自民党政権になって国民が彼に熱烈な支持を送るなど日本社会全体が右傾化の雰囲気に包まれている。
朝鮮に対する反感と右傾化の風がそのどの時よりも激しいだけ、朝鮮批判記事に対する反応も以前よりより良くならざるをえない。 朝鮮に対する反感が朝鮮批判記事を量産するようにさせて、このような感情的で無分別な記事がより一層日本国民の反鮮感情をそそのかす。 それこそ悪循環だ。
事実“朝鮮たたきで5万~10万部はさらに売れる”という保守雑誌の話はすでに何年か前の話だ。 その当時は朝鮮批判記事に反応して共感するこれらが一部保守階層に限定されたが最近1~2年間に完全に地図がさかさまになった。 もう日本社会全体が反応している姿だ。
‘週間現代’ ‘フライデー’編集長を過ごしたことがあるジャーナリスト モトキ・マサヒコは東京新聞とのインタビューで“日本社会が右傾化する中でアベ政権が誕生した。 週刊誌は読者の視線で企画を考えるので世の中が右向け右とあると考えられれば嫌鮮特集を作る”と明らかにすることもした。
オンライン媒体の拡散により出版大国と呼ばれる日本の出版市場も不況だ。 これに伴い、紙媒体は少しでも読者を確保するためにありったけの力をふりしぼっている。 放送会社よりも紙媒体の朝鮮批判記事がそれでより一層目立つ。 右傾化の流れでは媒体も右向け右することになるということ、朝鮮批判・卑下記事の裏面だ。
一方、一部専門家たちは拝外主義団体や在日外国人の特権を許さない集い、いわゆる‘在特会’との活動を連結して“日本の国内経済や国際関係がうまく解決しないことを朝鮮、支那のせいにして満足する雰囲気が日本国内にある”(ジャーナリスト ヤスダ・コウイチ)は見解を見せている。 そのような雰囲気が朝鮮たたき記事に対する関心度が高まった理由というものだ。 また“朝鮮と支那が急速に発展する中で、日本は停滞期をむかえてアジア トップとしての自信を失った”という声も出てきている。
日本社会の右傾化と嫌鮮風がだんだんなくなってこそ朝鮮に対する批判・罵倒記事や嫌鮮記事が減るはずなのにそのような兆しは全く見られなくなっている。 かえって時間が過ぎるほど拡大する様相だ。
最近日本社会の右傾化で特に憂慮されるのはインターネットを楽しんで使う若者たちを中心に日本保守右翼が主張する嫌鮮論理が広がる傾向を見せているという点だ。 “いつまで謝罪だけしなければならないか” “なぜ朝鮮はしつこく日本を困らせるのか” “慰安婦は強制動員でない自発的なこと” “在日朝鮮・人のために日本が壊れている”等一部極右嫌韓論者の間でも通用する論理やお話がインターネット上で行き来していて、このような内容が若者たちに無分別に受け入れられている。 インターネットを通じて朝鮮の反日感情が混ざったコメントや、日本を批判する記事に接しやすくなったしこのために反射的に朝鮮に対する反感もまた、日々増加している。
日本の若者の間では各種ニュースからユーモアまで多様な文と記事をアップデートする‘マトメ(整理)’サイトが大人気だ。 日本若者たちが頻繁に訪れる有名マトメサイトでは毎日のように反鮮感情をそそのかす否定的な内容がアップデートされていて反応もまた、他の文に比べて熱い。
嫌鮮専門サイトも問題だ。 朝鮮さげすみ内容と朝鮮批判・卑下記事を集めたのは愛嬌に属する。 ある嫌鮮サイトは足で踏むための用途の太極旗、燃やすための太極旗など多様な用途(?)太極旗をそれも高額にインターネット上で堂々と売っている。 このような動きを見れば嫌鮮現象が日本若者の間で一つの遊び文化のようになってしまうのではないだろうかと思う老婆心まで入るほど早く広がっていっている。
明らかに以前とは違った様相だ。 特に若い世代、中年世代を中心にこのような動きが起こるのは過去戦争の記憶が殆どない、言い替えて過去の歴史認識が希薄なので可能なことだと解釈することができる。 日本の戦後世代が歴史的背景に対する理解なしで朝鮮の反日感情をありのままに受け入れて‘歯には歯、目には目’で正面対抗していることだ。
その上、昨今の朝鮮・日本間の形態を見れば政治は政界どうし、言論は言論どうし、インターネットユーザーはインターネットユーザーどうし互いに感情的な言葉を吐きだして相手を批判するのに余念がない。 前は一定期間時間が流れれば朝鮮・日本政治家たちの和解ジェスチャーにこっそりと両国批判論が消えたりしたがこの頃は全くそうではなくてますます高まっているようだ。
これに対する解答はないのだろうか? やはりその返事はパク・クネ大統領や安倍総理に尋ねなければならないようだ。
すべては朝鮮のせいなのに、売らんがための商売だと?そのような反省も無い朝鮮に一井の日本人までが腹を立てているのだ。日本人は朝鮮・人と違って賢い。地獄へいけ朝鮮・人どもよ。うん。