中国式経営~備品盗難は、従業員給与から天引き~
飛行機で毛布が持ち去られることに対して、客室乗務員はこう言います。
「飛行機で毛布が1枚なくなると、私たちCAの給料から80元(約1200円)引かれる。お願いだから飛行機の備品は盗まないで」と。
お客様の不正行為によってでも、備品が無くなれば従業員が賠償する、これが中国式です。
「従業員の弁償」が課せられるわけ
中国企業でこのような賠償制度が取り入れられていることにも理由があります。
なぜなら、もし従業員に弁償を課さなければ、これはこれで問題が起きます。
それは「従業員が持っていく」という問題です。
つまり、従業員による窃盗で、「お客に盗まれました」という口実を与えないためにも、この「弁償制度」は必要なのです。
倉庫管理者の場合
中国企業では、客室乗務員の例だけでなく、あらゆる仕事で従業員に対して「弁償」が課せられます。
ある中国の流通業の物流倉庫の話です。
物流倉庫では2名ほどの倉庫管理者がいます。
管理者と言っても倉庫では末端の従業員です。
そして、発注があると配送員が倉庫を出入りしてピックアップから積み込みまでやります。
倉庫管理者の仕事は、商品が過不足なく積み出されているかを「確認」する事です。
もちろん大事なのは「過」の方です。
発注より多く商品が運び出されては困るわけです。
そして、月に一度棚卸し等で当然在庫確認をするわけですが、その際在庫数にマイナスがあれば、すべて「倉庫管理者」が弁償をします。
「倉庫管理者」の仕事の責任は商品が不正に持ち出されることを監視することなのです。
原因のフィードバックよりも抑圧が大事
多少在庫管理に携わった方にはわかっていただけると思いますが、完璧に管理していても数が合わないと言うことはどうしても発生します。
本来「どうして商品のマイナスが生じたのか」をフィードバックして再発防止を考えるのが経営者や管理職の仕事だと思いますが、中国ではそんなことは顧みられません。
物事の改善よりもとにかく失敗を抑えることが優先されます。
原因を解決することよりも、罰則によって発生を抑えることが目的で、管理職の仕事はその罰則をきちんと課すことにあるのです。
結局「倉庫管理者」となる人は、結構弁償をさせられることが多く、あまり仕事が長続きしなかったりします。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11542751408.html
( ^~^)盗むという人間を信用しないというのが特あの考え方。日本も見習うべきだろう。
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