性犯罪に厳しく対処 刑法の改正案が衆院通過
6月8日 14時15分
強姦罪の名称を変更して罰則を厳しくすることや、被害者の告訴がなくても起訴できるようにすることなどを盛り込んだ、刑法の改正案が、衆議院本会議で一部修正のうえ全会一致で可決され、参議院に送られました。刑法の改正案は、性犯罪に厳しく対処すべきだという指摘などを踏まえて、政府が今の国会に提出したもので、強姦罪の名称を「強制性交等罪」に変更するとともに、被害者を女性に限っている現在の規定を見直して、性別にかかわらず被害者になり得るとしています。
また、罰則を厳しくして、今の強姦罪の法定刑の下限を懲役3年から5年に、強姦傷害と強姦致死については懲役5年から6年に、いずれも引き上げることや、強姦罪や強制わいせつ罪などで被害者の告訴を必要としている規定を削除し、告訴がなくても起訴できるようにすることも盛り込まれています。
さらに、18歳未満の人を監督保護する立場の者が、その影響力に乗じてわいせつな行為をした場合、暴行や脅迫がなくても強制わいせつ罪と同様に処罰できる「監護者わいせつ罪」などを新たに設けるとしています。
8日の衆議院本会議で、施行から3年をめどに、性犯罪に関わる実態に即した施策を検討し、必要があれば措置を講じることを盛り込む修正を行ったうえで、全会一致で可決され、参議院に送られました。
-----
外国籍の場合には、契機満了後にもれなく国外追放に。