「TWICE」日本上陸に“第2次K―POPブーム”の予感
7/8(土) 16:00配信

日本、韓国、台湾出身のメンバーで構成される女性9人組グループ「TWICE」(トゥワイス)が、6月に日本デビューした。今月2日に東京体育館で行われた日本で初の単独ライブを取材した。
【写真】日本で初の単独ライブを行ったTWICE。前列右端がツウィ
15年10月の韓国デビューして人気に。6月28日にアルバム「♯TWICE」で日本デビューした9人を見ようと、客席は2公演合計1万5000人で埋め尽くされていた。
結論から言うと、すごく良かった。「アジアNO1ガールズグループ」の肩書きは、まんざら間違いではなかった。目を引いた彼女たちの魅力を3つあげてみた。
〈1〉決めポーズがズラリ!「圧巻のパフォーマンス」
まずは、親指と人さし指でTの字を作って、泣いてる顔文字のような形にする「TTポーズ」。日本でも昨年末から女子中高生がポーズをまねて写真をSNSにアップするなどブームになった。
まだある。両手を親指と小指を立てて頭の上に掲げて、相手にシグナルを送る気持ちを込めた「チリチリポーズ」も人気だ。ほかにも、握った両こぶしを左右のほほの横で交互にゆらす「シャシャシャポーズ」、ドアをノックするフリの「ノックダンス」などコミカルに披露した。
日本での初ワンマン。ファンもどう乗っていいのか探り探りの状態だったが、ウェブ動画などで予習はバッチリ。覚えやすいポーズやダンスが多いことで、自然と客席とのシンクロ感が強くなっていったように見えた。
〈2〉九人九色!「抜群のルックス」
関西出身のモモ(20)、サナ(20)、ミナ(20)、韓国出身のジヒョ、ナヨン(21)、ジョンヨン(20)、ダヒョン(19)、チェヨン(18)、台湾出身のツウィ(18)の9人。かわいい、セクシー、清楚(せいそ)、クール…。それぞれ違った魅力があって、取材に来ていた報道陣の中でも“推しメン”は分かれた。
記者は、ツウィを推したい。唯一の台湾出身メンバーで、昨年、アメリカの映画サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最も美しい顔100人」で昨年8位に輝いた美女。6月に18歳になったばかりだが、パフォーマンス中に見せる大人っぽい表情に目をひかれた。
〈3〉ファンの心をつかむ「おもしろトーク」
海外出身メンバーは、最近覚えた日本語についてトークした。チェヨンは「私は勇気があります」、ナヨンは「おなかがペコペコです」とそれぞれ披露。ジョンヨンに至っては「メロンパン、売り切れです。TT(泣きそう)です。メロンパンが大好きです」と会場を笑いに包んだ。
サナは「みなさんの声援がほんまにすごくて、アイスクリームみたいに緊張がとけた」とニッコリ。ツウィはライブの最後に、「皆さんともっと一緒にいたい。物足りないから夢に遊びに行きます」と呼び掛けるなど、ユーモアたっぷりのトークで盛り上げた。
韓国の人気オーディション番組「SIXTEEN」で選ばれたグループ。「良い音楽で1回、すばらしいパフォーマンスで2回魅了する」がキャッチフレーズだ。これまでに韓国で発売したシングル3作のYouTube動画再生回数は、5億回を突破。デビュー1年目で20社のCMに起用されたという異常な人気ぶりも、ライブを見たら少し納得できた。
またステージを見たい。K―POPはあまり詳しくないけど、純粋にそう思った。その姿は、2010年に日本デビューし、美脚で悩殺した同じ9人組の「少女時代」を思い起こさせる。“キレイなお姉さん”的な美女9人が見事にシンクロしたダンスは、記者を含めて韓国のアーティストに興味が薄い層からも高い認知度があった。
今月20日には、韓国で大人気の4人組ガールズグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」が、8月の日本デビュー前に日本武道館でライブを行う。日本の音楽シーンをおびやかす“第2次K―POPブーム”が来る予感がする。(記者コラム)