コロナパンデミックによる長期休業や客数減でアパレル業界がダメージを受けたのは時期こそ前後しても欧米や中国も我が国と同様で、グローバルSPA各社も少なからぬ打撃を受けた。
とはいえ、地域による休業時期のズレや決算時期、経営状態で傷の深さには「大きな差」があり、今期決算では売上順位が変動しそうだ。欧米のアパレル業界にも詳しい小島ファッションマーケティング代表の小島健輔氏が、各社の発表数値や販売統計から今期決算の売上と順位を推計。すると、アパレル業界を震撼させる逆転劇が間もなく起きることが浮かび上がってきた――。
ZARA、H&M、ユニクロ…コロナ影響の「大きな差」
グローバルSPAの首位企業インディテックス(主力業態は「ZARA」)の20年2〜4月期売上はコロナ危機で前年同期から44.3%も減少したが、同二位のH&Mは3〜5月で50%減少と、さらにダメージが大きかった。
もっとも傷が浅かったのがファーストリテイリング(ユニクロ)で、3〜8月の売上を前年同期比13.8%減と見込んでいる。
ファーストリテイリングは首位になれるのか
直近決算売上を円換算すると、首位は3兆4510億円(20年1月期)のインディテックスで、2兆6767億円(19年11月期)のH&Mが続き、2兆2905億円(19年8月期)のファーストリテイリングは3位に留まる。首位のインディテックスを100とすれば、H&Mは77.6、ファーストリテイリングは66.4だが、6年前はH&Mは87.8、ファーストリテイリングは52.7だったから、H&Mが伸び悩んだ一方、ファーストリテイリングは追伸して差を縮めた。
コロナ危機の影響はファーストリテイリングが一番軽く、20年8月期の売上見通しを2兆0900億円と発表しているが、インディテックスは第1四半期(20年2〜4月)を44.3%減と発表しても21年1月期見通しは出していない。H&Mは第2四半期(20年4~6月期)をようやく発表したが、通期(20年11月期)見通しは開示しなかった。
両社が発表している数値をファーストリテイリングの地域別・時期別の見通し詳細と照合すれば大まかな予測はつくが、インディテックスの21年1月期は前期から18%減の2兆8300億円(232億EUR)、H&Mの20年11月期は24%減の2兆0350億円(1770億SEK)と推計したい。
EURもSEKも前決算年度のレートで計算しているから為替が動けば変わってくるが、大きく落としてもインディテックスの首位は変わらず、ファーストリテイリングがH&Mをわずかに(550億円)抜いて二位に上がる。
世界2位が見えてきたw
市場の小さな小韓国は不要w
((´∀`*))