駐米韓国大使「アメリカ側は『日本が日韓関係改善に対してとても強硬的だ」という立場だ」と語る……それではこの駐米大使の発言をサルベージしてみよう
2021年10月14日 カテゴリ:日韓関係駐米韓国大使「米国は日本が韓日関係改善にとても強硬だとの立場」(中央日報)
駐米韓国大使「クアッド4か国は加盟国拡大の考えない」(朝鮮日報)
李大使は13日にワシントンの在米大使館で開かれた国会外交統一委員会の国政監査で、与党「共に民主党」の金映豪(キム・ヨンホ)議員の関連質疑に「米国は韓米日三角同盟の重要性をとても強調している」としてこのように言及した。
彼は5月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪米を推進し米側核心高官と15回にわたり主に大使官邸で対面協議をしたとし、「このうち7~8回は韓米日関係に対する関心だった。その結果、米国が韓国の立場を本当によく理解することになった」と話した。
その上で「(韓日関係が)難しいということの原因が韓国にあるとみる認識は断言するがない。(米国は)日本が韓日関係改善において立場がとても強硬だとの立場を持っている。米国は完璧に理解している」と話した。
李大使は「米国高官が日本に行って話もしており、国務省の高官も韓日両国の高官を呼んで話を続けている。別の見方をすれば日本は米国がとても積極的に介入していることにやりにくがる傾向もある」と明らかにした。
(引用ここまで)
イ・スヒョク駐米韓国大使は13日(現地時間)、米ワシントンの韓国大使館で開催された国会外交統一委員会の国政監査で「クアッドは当分の間は参加国を増やす考えがないことを確認した」と答弁した。これは保守系野党・国民の力の朴振(パク・チン)議員が「韓国政府は米国から、米国・日本・オーストラリア・インドの4カ国連合体『クアッド(Quad)』への参加について公式・非公式に提案を受けたことはあるのか」との質問に答えたもの。イ大使は「韓国がクアッドに参加するかどうかという問題は『餅を与える側の人間は与えるつもりなどないのに(捕らぬたぬきの皮算用に相当)』ということわざが当てはまりそうだ」との見方も示した。
(引用ここまで)
もともとはムン・ジョンイン大統領補佐官を駐米大使にさせるのが韓国政府の意向だったのですが。
度重なる暴言の主ということでアメリカ側が嫌がった結果として共に民主党議員であったこのイ・スヒョク議員となった……という経緯があります。
まあ、このイ・スヒョク大使もしょうもない発言をしてはいるのですけどね。
トランプ前大統領がアメリカでのサミットを拡大して、オーストラリア、インド、韓国、ロシアを招いてG11にしようと提唱した時に、「韓国は選択を迫られる国ではなく、選択できる国になったのだ」と発言しています。
駐米韓国大使「韓国、米中間の選択を強要ではなく選択できる国」(中央日報)
で、その翌日にアメリカ国務省から「韓国は数十年前にアメリカとの同盟という選択をした」と釘をさされたのでした。
それ以外にも去年の国政監査で「70年前にアメリカを選んだが、次の70年にアメリカを選択するとはかぎらない」といった発言をしています。
この「選択をするのは韓国」という意識、ムン・ジェイン政権を司っている「運動圏(学生運動をやっていた人物ら)」には共通したものとなっています。
アメリカ一辺倒でもなく中国一辺倒でもなく、都度都度に韓国が選択をするのだ……っていう。
まあ、それってマキャベリがいうところの「決断力のない君主は中立を選びがちで、おおかたその君主は滅ぶ」っていうヤツなんですけどね。
で、そういった発言を重ねてきている人物が「アメリカは(日韓関係に置いて)日本が強硬だとの立場を持っている」と言っているわけです。
なんでもその理由は「アメリカの高官と協議をした結果、アメリカは韓国の立場をよく理解した」からなんだそうで。
5月以降、なにかアメリカの対日方針が変わりましたかね?
むしろ、6月のコーンウォールG7で日韓首脳会談が流れた際に朝日新聞の牧野記者が「アメリカは『韓国のやりようは戦後秩序を破壊する』『折衷案を出すなら仲裁しないでほしい』という日本の働きかけを理解している」という話を暴露したほどで。
もうひとつ、この大使の発言を紹介しておきましょうかね。
韓国が日本の輸出管理強化をやめさせるために、アメリカを動かそうとGSOMIAを破棄した際、アメリカはほぼほぼ韓国だけに「遺憾だ」「失望した」という声明を出していました。
結果、韓国は「破棄の撤回」に追いこまれたのですが、その際にイ・スヒョク大使は「アメリカは日本に向けても圧力をかけた」「むしろ今回のことで米韓の意思疎通が図れた」と発言しています。
まあ、今回の「アメリカ側は日本が強硬だと認識している」という発言の重さがどれほどのものか。
理解してもらえたんじゃないでしょうかね。