
QE2にkissされたことで有名な「かしま」だけれど
実は天皇陛下の「お召艦」であることを知ってる人は少ない。
陛下の個室があるが見た人は少ない。
事件は2000年7月5日早朝。 マンハッタン西岸ハドソン河沿いのピアに繋留中の自衛艦「かしま」の横へ、七万トンの「クイーンエリザベス2世号」が入港。 その朝ハドソン河には2ノット半の急流があり、流れに押された巨大客船はあれよあれよという間に右舷前部を「かしま」の艦首部分へこすりつけた。鉄パイプが折れ、塗装が剥げたが、怪我人は双方出さずに済んだ。 接岸後「QE2」の機関長と一等航海士が船長のメッセージを持って「かしま」に謝りに来た。 応対に出たのは練習艦隊司令官海将補と「かしま」艦長上田勝恵一等海佐の二人。 「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。エリザベス女王陛下にキスされて光栄です」と相手の侘び事に上田艦長が答えた。 これが大評判。ロンドン「タイムズ」「イブニング・スタンダード」が記事にし、現地ニューヨークにおいては日本のネイバル・オフィサーのユーモアのセンスを高く評価。