ハイブリッド熱風弾日本車…韓国の消費者「イエスジャパン」
「HEV名家」日本車に関心が高まり、第1四半期販売量最大102.3%増加
トヨタ・ホンダ、顧客接点拡大歩み
ホンダ第11世代アコードハイブリッド。ホンダ提供日本不買運動であるいわゆる「ノジャパン」で販売に大きな打撃を受けたレクサスなど日本自動車ブランドがハイブリッド(HEV)ブームに乗って急な販売成長を続けている。トヨタなどは現代車・起亜と比較して電気自動車(EV)市場では押されているが、HEVは比較優位を占めている。23日、韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、レクサスを含む韓国トヨタ自動車は今年第1四半期国内で5416台を売った。前年同期比7.4%増加した数値だ。ホンダコリアは同期間609台を販売し、昨年より102.3%大きく成長した。
日本車販売量の上昇には、国内消費者のHEV選好度増加が影響を及ぼしたと分析される。KAIDAは今年第1四半期に新規登録された輸入車のうちHEVが占める割合が47.5%(2万5908台)で初の1位を占めたと明らかにした。HEVはインフラ不足、高価な価格などで電気自動車の購入を躊躇する消費者に代案として挙げられ、人気が高まっている。これにより「HEV名家」に挙げられる日本車に対する関心も自然に高まったものと見られる。
トヨタは今のHEV技術を初めて導入した企業だ。 1997年、トヨタは世界初の量産型HEV「プリウス」を披露し、新たな市場を開拓した。以後開発を重ね、直並列HEVシステムを通じて他社に比べ高い燃費を実現し、位相を堅固にしている。
ホンダは2013年、自社の代表セダンアコードに第1世代2モータシステム導入を始め、HEV市場に進出した。モーターがエンジンを助けるように実装された従来のHEVシステムとは異なり、エンジンがモーターを支える構造で高出力走行を楽しめるホンダならではのHEVシステムを開発した。
トヨタ第5世代プリウスハイブリッド。トヨタ提供トヨタとホンダはこうした技術力をもとに、北米やヨーロッパなどで検証されたHEV車種を国内に大挙取り込んできた。トヨタは昨年国内にラブ4、クラウンクロスオーバー、ハイランダー、アルファド、プリウスなど5種のHEV・PHEV新車を発売した。ホンダはCR-V、パイロット、アコードの3つのモデルを披露した。日本車の場合、EV転換に保守的に対応し、環境にやさしい車の中でHEVラインナップを拡大したことが、むしろ販売上昇に主効したという分析もある。現代自動車・起亜をはじめとするグローバル完成車業界が昨年足早くEVラインナップを増やしたが、昨年末から続いた電気自動車需要鈍化によりHEVが浮上し、EV開発に慎重だった日本車の判断が正しいという評価だ。
販売だけでなく顧客体験を増やし、社会貢献を強化するなどブランド認識の向上に努めた点も究極的な販売量拡大に主効したものと分析される。近山マナブ韓国トヨタ代表取締役社長は昨年12月、プリウス新車発表行事で「韓国社会で汗を流して貢献していく考え」とし「そのような努力を持続することで長い間愛される会社になるだろう」と強調した。
トヨタは、役職員が直接キムジャンキムチを浸して脆弱階層に伝達する「愛のキムジャン分かち合い」行事を2012年から毎年持続している。顧客が寄付した図書を集めて必要な場所に伝えるプログラムも9年目進行中だ。
この他にもソウル大学国際大学院に2026年までに合計2億1000万ウォンを後援し、自動車人材養成のために全国13の大学及び高等学校と産学協力教育プログラムを結ぶなど多様な分野で活発な社会貢献を広げている。
ホンダは顧客との接点を増やしてブランドを知らせるイベントを拡大している。 2024シーズンKPGAツアー開幕前にアコードハイブリッドをホールインワン商品として後援し、顧客とモーターサイクルライディングイベントを開催して合計1100人余りが参加するなど大きな呼応を得た。来る27日には国内初のホンダブランド体験空間であるモビリティカフェ「the go 」新規オープンを控えている。ここを通じて誰もが入ってホンダの車を見て、文化を楽しみながら専門的な説明も聞くことができるようにして販売までつながる戦略だ。