気仙沼市議選に同姓同名候補/党名で区別を
2010年04月20日
18日に告示された気仙沼市議選(定数30)で、立候補を届け出た35人の中に、漢字も読み方も一緒の同姓同名の候補者がいる。2人は党籍を名乗っており、同市選管と両陣営の事前の話し合いで、投票の際は名前のほかに党名も記載してもらうことで区別することに合意した。だが、両陣営とも「非常にやりにくい」と頭を抱える。
姓名だけ書かれた場合、どちらの候補者への投票か区別できず、両候補の有効得票の比率に応じて票が「案分」される。このため陣営は、支持者に記載方法をいかに徹底して有効得票を多く獲得するかに苦心している。
両陣営の選挙ポスターも姓は漢字、名前はひらがな、と同じ。支持者に党名を書き加えてもらうため、選挙事務所内の横断幕にも姓名の前に党名を書き加えたり、ポスターにも「○○党の」と刷り込んだりしている。
投票所の候補者一覧には、姓名に続いて党籍が示されるため、よく見れば2人の区別はできる。ただ、両陣営は、一覧をよく見ずに姓名だけ書き込む有権者も少なくないと心配。市選管に一覧の姓名の前に党名を書き加えられないか頼んだが、断られたという。「党名を忘れずに書き込んで、とひたすらお願いするしかない」と両陣営とも必死だ。
加えてややこしいのが、この2人と同姓がさらに2人いること。投票で姓だけ書かれると、4人の案分となる。このほか同市議選では、6人同姓が1組、2人同姓が7組もいる。
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