
2010/08/17 07:43:24
現代自本社の電気自動車充電器、電源がオフのままのワケ
ソウル市瑞草区良才洞の現代自動車本社には、1階の駐車場入り口に電気自動車(EV)の急速充電器があります。見た目はガソリンスタンドの給油機に似ていますが、ホースの先にコンセントが付いているのが違います。
しかし、この充電器は1カ月以上使われていません。現代自は、韓国電力と共同でこの充電器を開発して4月に公開し、先月初めに駐車場に設置しました。最初は常に電源が入っていましたが、最近は電源がオフになっているようです。
充電機の電源を切った理由は、現代自が開発している韓国初の量産型高速電気自動車「i10エレクトリック」の公開が遅れているからです。業界では同車が今月中旬に公開されるものと期待していましたが、開発が遅れ、来月ごろに公開されるといわれています。
i10エレクトリックは、SKエナジーが開発したリチウムイオンプラマー電池が搭載され、一度の充電で160キロ走行することが可能です。最高時速は130キロに達します。従って、日常の走行に何ら支障はありません。
しかし、同車が走行する姿を見るのはまだ先のようです。現代自は同車をまだ1台しか生産していません。今月中に30台を生産し、政府や官公庁に試験的に納入する予定ですが、これも遅れています。
海外メーカーが電気自動車市場をめぐり競争しているのを見ると、焦りを感じざるを得ません。日本では三菱自動車が「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を既に販売しており、日産の「リーフ」、ゼネラルモーターズ(GM)の「ボルト」も市販化が秒読み段階に入っています。
現代自はこれまで、自動車の技術の流れが大きく変化するたびに、いったん状況を見守った後、事業性が見込めれば短期間に力を注ぐ戦略を展開していました。これまではかなり効果的でした。しかし、電気自動車の場合は発展スピードが速く、先行メーカーの特許が後発メーカーの開発のネックになるのが問題です。現代自の戦略が電気自動車でもうまくいくかどうかは不透明です。
現代自の駐車場に置かれている充電器が一日も早く利用されることを願う次第です。
李陳錫(イ・ジンソク)朝鮮経済i記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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最近は都内でもプラグインハイブリッド用の充電器を見かけるようになりましたが、韓国では10年後でしょうか。ちなみに、現物は下の写真のようなものです。w
