2010国防白書、「北朝鮮は主敵」表記せず
聯合ニュース 12月26日(日)11時52分配信
【ソウル26日聯合ニュース】国防部は今月または来月初旬に発刊する「2010国防白書」で、「北朝鮮は主敵」との表現を使用しないことが26日、わかった。軍関係者は、すでに内部では北朝鮮・朝鮮人民軍を主敵と表記しており、対外的にも「敵」と表現しているため、国防白書には記載しないと説明している。ただ、北朝鮮による3月の韓国哨戒艦「天安」沈没事件、11月の仁川・延坪島砲撃などで北朝鮮を非難する世論が高まっており、軍のこうした方針には論争も予想される。一角では、国防白書に北朝鮮が主敵であることを明示し、将兵の精神教育に用いるべきだとの声もある。
「主敵」の概念は、1994年の第8回南北実務接触で、北朝鮮の朴英洙(パク・ヨンス)代表(2003年死去)が「戦争が起こればソウルは火の海になる」と発言したことを受け、1995年の国防白書で初めて用いられた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の2004年以降は、「直接的軍事脅威」」「現存する北朝鮮の軍事的脅威」などに置き換えられた。
2008年の国防白書では、「北朝鮮の通常軍事力、核・ミサイルなど大量破壊兵器の開発と増強、軍事力の前線配備などは、われわれの安保にとって直接的かつ深刻な脅威だ」との表現が加えられた。
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