原子炉建屋の扉開放で放出量は5億ベクレルと推定 保安院「周辺に影響なし」
2011.5.8 21:55経済産業省原子力安全・保安院は8日、1号機原子炉建屋とタービン建屋の間にある二重扉の 開放によって、原子炉建屋上部から放出される放射性物質の総量は5億ベクレルとの推定値を明らかにした。4月上旬に海に放出された比較的低濃度の汚染水約 1万トンに含まれる量の300分の1という。
この放出により、福島第1原発敷地内で浴びる最大の放射線量は、0・44~0・77マイクロシーベルト。一般人の年間限度である1ミリシーベルト(千マイクロシーベルト)の千分の1以下で、保安院は「環境への影響は支障がない」としている。
5億ベクレルについて保安院は、東京電力が7日に測定した原子炉建屋内の放射性物質の濃度に原子炉建屋の容積約2万5千立方メートルを掛けて算出。放射線 量は秒速1メートル、内陸向きの風などの気象条件を加味して緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を使って推定した。
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