長友、勇気のシュート!両軍が喪章
スポーツ報知 3月13日(日)8時0分配信
◆イタリア・セリエA第29節 ブレシア1対1インテル(11日) 【ブレシア(イタリア)12日】海外の日本人選手たちが東日本大震災の被災者に勇気を与えようと奮闘した。インテルの日本代表DF長友佑都(24)は11日、敵地でのブレシア戦に左サイドバックで先発出場。被害に対し哀悼の意を示すため、両チームの選手が喪章をつけて臨んだ。試合は1対1で引き分けたが、長友は日本への思いを胸に戦った。フランス2部、グルノーブルのMF松井大輔(29)は今季初ゴール。ドイツ、1FCケルンのDF槙野智章(23)はユニホームの下のTシャツに日本語でメッセージを書いてプレーした。スタジアムは日本で起こった大地震への追悼ムードに包まれた。ブレシア対インテル戦が始まる前。「インテルに所属する長友の国で地震が起こった。被災した皆様に心からお見舞い申し上げたい」とアナウンスが流れた。インテル側からブレシアに提案したことで両チームの選手たちが喪章をつけてピッチに入った。「地震により多くの被災者が出ている現実を重く受け止めている。被害にあっている日本人に対し、目に見えるサインを示したかった」とモラッティ会長は説明した。
「地震にはびっくりしてます。本当に悲しい思いでいます。つらい思いや悲しい思いをしている人たちに元気やパワーを与えられるように頑張った。それが僕の役目だと思って…」。長友は前半13分に左サイドを突破し、相手DFを振り切りシュートしたが、GKに阻まれた。先制点はインテル。前半18分、FWエトーが決めた。真っ先に長友の元へ駆け寄り抱擁を交わした。その後も長友は必死にボールを追い続け、後半33分に交代。その後、追いつかれ引き分け。「母だけには連絡が取れました。(日本とは)なかなか電話がつながらなくて…」と試合後、沈痛な表情で話した。
阪神・淡路大震災があった95年にJリーグの鹿島でプレーしていたレオナルド監督は「今回の映像をテレビで見た。(被災者が)どれだけ悲しい思いをしているのか、言葉では説明がつかない。サッカーのことなど考えている場合ではない。一刻も早く落ち着いてほしい」と話した。
日本の大地震に世界が悲しんでいる。
◆海外スターもお見舞いの言葉
ファーガソン監督(マンチェスターU)「マンUの全メンバーが今回の件にショックを受け、深く悲しんでいます。すべての被災者の無事を願い続けます」
MFデービッド・ベッカム(LAギャラクシー)「できる限りのサポートをしたい。たくさんの家族が大打撃を受けている。僕の心はいつもあなたたちといる」(被害者救済基金設立計画を発表)
MFカカ(Rマドリード)「地震と津波の映像を見た。悲しい」
FW森本貴幸(カターニャ)「僕の国で起きたこの大惨事に心を深く痛めています。日本の皆様に心からのお見舞いを申し上げます」