スペインのフアン・カルロス国王(74)が退院し、国民に対し「過ちを犯した」と異例の謝罪を発表した。これは先週、カルロス国王がアフリカ南部のボツワナまでゾウ狩りに出かけ、転んで臀部を骨折し、スペイン国内の病院で緊急手術を受けたことに対しての謝罪。
ゾウ狩りには日本円に換算して480万円かかったとされ、「国民が政府の緊縮策やユーロ圏で最悪の失業率に苦しんでいるさなかに、高額なゾウ狩りに出かけたのは時宜を得ず不適切だ」という批判の声が上がっていた。
これを受けて、国王は18日に病院の前で待ち受けていた記者団に対し、「申し訳ない。過ちを犯した。もう二度としない」と謝罪の言葉を口にした。
しかし、国王がみずから40年以上にわたって名誉会長を務めてきたWWF(世界自然保護基金)スペイン支部が、名誉会長職を解く手続きを進めているほか、国民の一部からは王室不要論まで飛び出す事態となっており、ゾウ狩りが国王にとって「高くつく」ツアーとなったことに変わりはないようだ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120419/t10014554561000.html