記事入力 : 2013/05/17 09:38
開城工団:実務会談の再開めぐり南北が神経戦
事実上の閉鎖状態にある開城工業団地の問題を協議する実務会談の再開をめぐり、韓国と北朝鮮が微妙な神経戦を繰り広げている。
韓国統一部(省に相当)の金炯錫(キム・ヒョンソク)報道官は16日の記者会見で
「韓国政府の誠意ある提案に対し、北朝鮮がきのう一方的な主張によってわれわれの対話提案を非難したことを、非常に遺憾に思う」と述べた。
韓国側は14日、開城工団に保管中の資材や完成品の搬出について議論するため北朝鮮に実務会談を提案したが、
北朝鮮の中央特区開発指導総局の報道官は15日「ずる賢い術策」と韓国の提案を非難した。
韓国の金報道官による16日の会見は、これに対する韓国政府の正式な遺憾表明だ。
韓国政府の高官は「われわれが提案した会談の正式な議題は、開城工団の物資の搬出についてだが、
久々に会う南北の関係者がそれだけで話を終えるはずはない。
南北が腹を割って意見を交換するいいチャンスなのに、北朝鮮が一蹴したのは残念だ」と述べた。
韓国側の会談提案に込められた深い意味を、北朝鮮が理解していないというわけだ。
北朝鮮の中央特区開発指導総局の報道官は15日「開城工団から韓国側が完全に撤収した5月3日、
韓国に対し完成品の搬出と企業関係者の訪朝を認める意向を明らかにし、日にちも提示した」と主張し、関係者を騒然とさせている。
韓国統一部はこれまで「北朝鮮は物資の搬出問題について何も言ってこない」と主張していたからだ。
金報道官は「(北朝鮮が今月3日)『未払い賃金』の支払いのために開城工団を訪れた開城工団管理委員会のキム・ホニョン副委員長に対し、
突然そのような立場(完成品搬出と訪朝の許可)を提案したようだ」と述べた。
物資搬出問題をめぐって北朝鮮と5日間も交渉していた洪良浩(ホン・ヤンホ)開城工団管理委員長に対しては、そのような話は一切なかったという。
統一部によると、キム副委員長は「この問題の話し合いは私の権限を越えているため、
南北間のチャンネルを通じて正式な立場を表明してほしい」などと伝えたが、北朝鮮はその後、この問題について何ら立場を明らかにしていない。
統一部の当局者は「韓国政府がまるで開城工団の正常化に関心がなく、関連企業の利益を無視しているかのように韓国国民に思わせるために、
北朝鮮が韓国国内での対立をあおる戦術を取っている」と指摘した。
この日午前には、開城工団関連企業の本社7-8社に、北朝鮮の一方的な主張が書かれたA4用紙4枚分の文書がファクスで届いた。
李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
南韓国と北朝鮮 面白すぎww