記事入力 : 2013/05/25 09:42
【社説】中朝会談を非核化のチャンスとするには
中国の習近平国家主席は24日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記の特使として
中国を訪れた崔竜海(チェ・リョンへ)人民軍総政治局長と会談した。
中国国営メディアの報道によると、習近平主席は、韓半島(朝鮮半島)の非核化と平和・安定について
「多くの人の望みにして大勢。中国の立場は極めて明確だ。関係各国が6カ国協議を再開し、
朝鮮半島非核化と北東アジアの長期的平和のため、たゆみなく努力を続けるべき」と語ったという。
一方崔竜海局長は、習近平主席に対し「朝鮮(北朝鮮)は、6カ国協議など各種の形式の対話や交渉を通じ、
関連する問題を適切に解決することを望む。朝鮮も、朝鮮半島の平和と安定のため積極的に行動するだろう」と語った。
中国と北朝鮮は、6カ国協議などさまざまな形で、北朝鮮の核問題に関する交渉に乗り出すことで意見が一致したわけだ。
北朝鮮が今回、半年近く続けてきた挑発をひとまず止め、対話を持ち出したのは、核廃棄交渉に真剣に取り組むつもりがあるからだと速断してはならない。
冷えてしまった中国の心を元に戻そうとする意図の方が大きい。
崔局長は、自らの訪中について「朝鮮と中国の関係を改善し、強固に発展させるためのもの」と語った。
中朝関係に何ら問題がないのなら、こういう言葉が出るはずはない。
警戒すべき点は、今後北朝鮮とどのような対話が進むにしても、非核化に真剣に取り組む気はなく、
「対話のための対話」を持ち出した北朝鮮に時間稼ぎの対話をさせてはならないということだ。
米国は崔局長の発言について「北朝鮮が外交的手順を進展させることを望むのなら、
朝鮮半島の非核化措置を取ることが欠かせない」と語って線を引いた。
重要なのは中国の対応だ。
中国は、非核化が必要だとしても、そのために北朝鮮の政権が揺らぐようなことがあってはならないという原則を変更していない。
中国が、韓半島の非核化に向けた確固たる意志もなく、単に緊張緩和だけを目的として対話仲裁に乗り出すのなら、昔に逆戻りするだけだ。
中国では最近、北朝鮮の核問題は結局のところ中国の国益を害することになるだろう、という議論が起こっている。
中国政府に今求められているのは、こうした判断と姿勢だ。それでこそ、北朝鮮の核廃棄に向けて意味のある一歩を踏み出せる。
韓米は、20年に及ぶ北朝鮮の核をめぐる交渉の失敗を繰り返さない方法を模索すべきだ。
そのためには、中国が同様の熱意を持って北朝鮮の核廃棄に参加するようにしなければならない。
韓米日3カ国はかつて、何度も訪れた北朝鮮の核廃棄交渉の好機をみすみす逃し、そのせいでさらに大きな北朝鮮発の核の災厄を呼び込んできた。
北朝鮮の核交渉再開に先立って、まず北朝鮮の方が核施設の操業停止や凍結など、
これまでの6カ国協議での合意に基づく措置を履行して誠意を示すようにしなければ、階段を上下するような、無駄なことにしかならないだろう。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
手詰まりでしょう。
どこに国も六カ国協議に期待してないよね?w