河野太郎の父があの状況で最善の手として河野談話を発表したのが否定的にみられているのは誰のせいなのか。
普通なら安倍総理を恨むわけだ。父は顕彰されるべきなのに、それを売国奴のような扱いをうけているのは、安倍総理が河野談話を否定しているから。
でも、恨んでいたら外相起用を受けるだろうか。河野談話検証の際にも若干声を出したが反発の程ではなかった。
河野太郎は父が辱められている原因は以下の事と思っているのではないか。
父はあの時、苦しい立場で交渉に臨んでいた。
あの時の韓国政府がいう「日本政府が謝罪と賠償をすれば、この慰安婦問題はこれで終わりにする」という約束に応じ、更に日本政府の立場(日本軍に違法行為はない)も貫くために出した河野談話は、アジアにおいての日本軍という言葉でオランダ女性を念頭に日本軍の違法行為を記述したが、それはあたかも韓国人慰安婦に対して違法行為をしたように記述する。オランダ女性の件は日本軍の軍法廷で処分もなされていたのだが、それには触れず、日本軍の慰安婦管理も法に従って保健所と役所のない地区は軍が管理を代行していたわけだが、それについてもあたかも軍が慰安婦を雇って奴隷的な管理をしているように記述している。
ここまで譲って韓国政府と合意が得られた内容を「日本政府を代表して官房長官が談話として発表」したわけだ。
で、首相の手書きのお詫びの手紙を添えて、元慰安婦に300万円の慰労金を贈ったわけだ。
これで日韓にわだかまっている慰安婦問題は解決した。
そう河野父は信じていたわけだ。
それを知っている河野太郎からすると、父がなぜ売国奴扱いを受けているのか。
それは、韓国政府があれだけ譲歩して発表した河野談話を後に認めず、河野談話に記載されている日本の違法行為を認めていないと言い出したからだ。つまりあれだけ譲歩して合意し、解決を目指した河野談話とアジア女性基金を「日本政府は誠意がない」と言い出し、父の誠意を無効化してしまったわけだ。
父の名誉をけがしたのは韓国。
こういう風に河野太郎が考えても不思議はない。
在野に居るときは父の行為を肯定する発言しかしてなかったが、真の考えは上記ではないか。
安倍総理はこう考えたのかも知れない。