
朝日「旭日旗の扱いは慎重に。日本軍が使った旭日旗を掲げると、悲惨な戦争の記憶がよみがえり問題視される」
2017年08月14日10:32 / カテゴリ:マスコミ 1: Ψ 2017/08/13(日) 22:06:49.14 ID:uzCrRRriサッカーの試合で問題となった旭日旗 そもそもどんな意味があるのか?
川崎フロンターレのサポーターが、4月、韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグの試合で旭日旗を掲げたことで、同チームがアジアサッカー連盟から処分された。差別的行為を禁じる規定などに違反したという理由からだ。
そもそも旭日旗とは、どんな旗なのだろう?「旭」は「朝日」のこと。旗は東の空から天に昇る朝日をデザインしている。昔の日本の軍隊は、明治時代に旭日旗を国旗と並ぶ自らのシンボルとして採用した。陸軍は1870年に「陸軍御国旗」(のち軍旗)に制定。海軍も89年に「軍艦旗」と定めて、各軍艦に掲げた。
軍旗も軍艦旗も光線は16条、軍艦旗は赤丸をやや旗竿側に寄せるなど、デザインがきちんと定められていた。軍旗は各歩兵・騎兵連隊に天皇から直接与えられたし、軍艦旗は「陛下の御影として敬仰する旗で軍艦の魂」という扱いだった。軍は旭日旗を天皇の代理として神聖視したのだ。
37年の日中戦争から太平洋戦争にかけて、アジア・太平洋の各地を日本の陸海軍が攻撃、占領すると、そこには国旗とともに旭日旗が天皇や軍の栄光をあらわすシンボルとして掲げられた。45年まで続いた激しい戦いで、敵味方、あるいは現地住民の人々が大勢亡くなり、家族や財産を失った。このことがアジアやアメリカ、ヨーロッパの人々に、今日まで日本の侵略と旭日旗を直接結びつけて考えさせる原因となった。
日本が太平洋戦争に敗れると、日本の陸海軍は、アメリカを中心とする占領軍に解体されて、軍旗も軍艦旗も使えなくなった。しかし、54年の自衛隊発足にあたり、陸上自衛隊は光線8条の自衛隊旗を、海上自衛隊は軍艦旗と同じ16条の自衛艦旗を制定し、今日まで使っている。このことに外国から大きな批判は出ていない。しかし、サッカーの国際試合のように、各国の愛国心が直接ぶつかりあうような場所で、かつての日本軍が使ったものに似た旭日旗が掲げられると、悲惨な戦争の記憶がよみがえって問題視されるのだ。
旗はメッセージ性がきわめて高いもの。まして国旗やそれに準ずる旗は、その国の負の歴史を直接想像させることがある。したがって、扱いには慎重さが求められる。
▽写真 旭日旗を掲げ、中国・江西省の呉城へ進攻する日本軍(1939年3月)
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[dot朝日オリジナル記事 2017.8.13]
https://dot.asahi.com/dot/2017080900087.html
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