【ムン政権の外交・安保プラットホーム、『韓米同盟→中』に変更気流明確】
2019.11.19 文化日報
■相次いだ『韓米同盟決別』のシグナル
3不政策に続きインド・太平洋戦略など事ある毎に中に偏向
・・・韓米同盟弱体化、日本の再武装招く可能性
中ロKADIZ侵入で韓日の『戦略的防御ライン』構築
・・・ムン政権『心理的アチソンライン』設定との指摘も
GSOMIAの期限(11月22日深夜12時)が3日後に迫っている。アメリカ政府の外交・安保当局者の相次ぐ引止めと警告にも関わらず韓国政府は当初の決定に変化が無い事を明確にした。それが韓米同盟と駐韓米軍の駐留に悪影響を招くと言う見方が明確になっているにも関わらず、韓国政府は8月22日の破棄決定は判断ミス、又は交渉戦略上の失敗で無く、意図的で真剣な選択だった事を再確認したのである。国民はムン・ジェイン政権が追求する『1度も経験した事が無い国』が指向する新たな外交・安保体制の実体を正確に類推出来る事になった。ムン政権の外交・安保プラットホームは、韓米同盟→中国に変わる気流が感知される。
◇外交・安保プラットホームの変更
政府のGSOMIA廃棄の決定は、安保主権放棄レベルに達する2017年の中国への『三不の誓い』に続き、韓国が韓米同盟と決別する準備をしていると言う具体的なシグナルと解釈される。GSOMIAの廃棄が韓米同盟の危機を招く可能性への多数の警告にも関わらず、韓国政府は迷う事無く強硬な立場を固守している。真剣な妥協の試みや国際的共感も無かったように見える。これは、GSOMIA問題に対する政府の決定が、韓日関係や韓米同盟の次元を越え、第3の目標を指向していると言う見方を確信させる。GSOMIAの廃棄決定を含めムン・ジェイン政権がこれまで散発的に取って来た外交・安保分野政策の痕跡を総合すれば、それらが指向する一貫した目標が比較的鮮明に見えて来る。それは、韓国が政府樹立以来約70年間使って来た対外政策のプラットホーム自体の変更と推定される。
最近の約2年間、米中覇権戦争の本格化で冷戦時代を連想させる程、両国の戦略競争が激化する中、アメリカの同盟国の韓国が顕著な親中路線を選択する事でアメリカを慌てさせる、或いは怒らせる事が頻発した。それらの懸案を個別に見れば、韓国政府が何故こんな非合理的な政策を量産するのか?頭を傾げたくなる。しかし、政府の外交・安保政策の改造目標が、単に特定分野の政策変更で無く、対外政策のプラットホームを根本から変更し、韓国がこれまで属していたアメリカ陣営→中国陣営に移る過程だと仮定すれば、全てが完璧に、自然に説明出来る。陣営変更の終着地が中国陣営の傘下で、アメリカに干渉されずに北朝鮮と結束するとの見方がすでに相当数の専門家の間から出ている。外交・安保プラットホームの根本的な改造は、ムン・ジェイン政府が追求する国家主義指向的国家体制への改造、国家主導指向的経済体制への改造と完璧に調和し、三角体制を形成していると分析出来る。
◇同盟破壊行為で払うべき代償
外交関係は社交や慈善で無く、徹底した利益関係で、同盟関係も同じである。GSOMIA廃棄が確定すれば、韓国はアメリカから相応の不利益を受ける事になるだろう。トランプ政権が提示した約6兆ウォンの防衛費分担金は、駐韓米軍の大幅縮小を正当化する名分として使われ、それは、韓国の外国為替市場と対外信用度に大きなダメージを与え、厳しい経済状況を一層悪化させる可能性がある。朝鮮半島の戦略的価値を考慮すれば、アメリカが在韓米軍の撤退を決める事は絶対無いとの見方が提起されているが、それは非常に危険で安易な考えである。
このような状況が再演された場合、政府が在韓米軍撤退にどれだけ真剣に反対するかは未知数である。同盟破壊の後遺症は、在韓米軍の撤退だけで無く無数にある。韓国への外交・軍事的信頼を喪失したアメリカは、同盟関係の格下げによって対韓防衛公約義務からに自由になる。有事の際や北朝鮮の先制軍事行動を取るケースが発生した場合でも、アメリカは韓国政府の同意を求めたり、事前に通報する必要性を感じなくなる可能性がある。韓米同盟→親中へのプラットホーム改造を夢見る韓国に、アメリカが敏感な軍事情報を渡すのか?も疑問である。韓国への先端兵器の販売が中止される可能性もある。
更に、韓国の同盟離脱による領域内の安保の空白を埋める為、アメリカが米日同盟を更に強化し、日本の再武装を積極的に支援する可能性も考えられる。ムン・ジェイン政権の意図とは反対に、領域内の日本の軍事的地位と役割が大幅に拡大する可能性があると言う事である。では、中国と北朝鮮は韓国の外交・安保的冒険を歓迎するだろうか?そうでは無いらしい。韓米同盟の保護膜を自ら破った韓国に、中国と北朝鮮は無視(外交)・威嚇(安保)の形で接する可能性が高いと思われる。
元外交部次官補・北核担当大使
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=2019111901030242000001&w=ns
一度も経験したことが無い、というかまた中国の属国に戻るだけやんw
( ̄▽ ̄)