きょうGSOMIA運命の日…韓国政府「日本の態度に変化ない限り終了」
青瓦台は韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了(23日午前0時)が迫った21日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、GSOMIA終了決定を覆すのは難しいとの方向で意見をまとめたことが分かった。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官も同日午後、国会の外交統一委員会全体会議で、「日本の態度に変化がない限りGSOMIAはあす終了する」と述べた。日本政府は輸出制限措置の撤回は難しいという見解を見せており、大詰めに劇的な変数がない限り、青瓦台はGSOMIA終了という決定を下すと言われている。韓国政府関係者は「最後まで日本との協議が続いたが、意見の違いが埋まらなかった。このままなら終了決定が維持される可能性が高い」と語った。このため、韓米日の安保協力はもちろん、韓米同盟まで揺らぎかねないという懸念が高まっている。青瓦台は22日、再びNSC常任委員会を開く予定だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は協議結果の報告を受けた後、最終的な決定をするという。
青瓦台は同日午前8時45分から1時間にわたり、青瓦台の鄭義溶(チョ/ ン・ウィヨン)安保室長の主宰でNSC常任委員会を開いた。日本の経済報復撤回がない状況で、GSOMIA終了決定を覆すのは難しいという意見が多数だったという。青瓦台は書面ブリーフィングで、「韓日間の懸案を解決するため政府の外交的努力を検討した。主要関係国と緊密な協議を続けていくことにした」とし、続いて「さまざまな状況に備える方法についても論議した」と明らかにした。外交消息筋は「事実上、『終了後』の米国の対応方向予測や韓米日安保協力強化策などが重点的に話し合われた」としている。
今月18日に出国して2泊3日間にわたり米ワシントンを訪問した後、帰国した青瓦台の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長はこのNSC常任委員会で訪米結果を説明した。外交消息筋は「金鉉宗次長は『GSOMIA終了決定を覆すには名分が必要だ』として、米国の大詰めでの役割を要求したと聞いている。しかし、米国は仲裁役に否定的な見解を見せた」と伝えた。米政府の一部では、GSOMIA終了時期を「凍結(一時猶予)」するなどの案を取りざたしたが、青瓦台は「原則を覆すものだ」として拒否したと言われる。
NSC常任委員では、22日のGSOMIA終了・維持決定の発表方式も話し合われたことが分かった。今年8月にGSOMIA終了の決定をブリーフィングした青瓦台の金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長が再び終了決定を明らかにするという案や、文在寅大統領がNSC全体会議を主宰した場でコメントを明らかするという案などが検討されたものと伝えられた。青瓦台と政府はGSOMIAを予定通り終了させ、今後は日本の態度の変化に応じて協定を再び結ぶ案を好んでいることが分かった。外交消息筋は「米国の反発も問題だが、日本の態度の変化なしにむやみに決定を覆せば、中核的な支持層の反発が起こることの方を青瓦台は懸念している」と語った。
韓国政府は同日も日本と水面下で大詰めの話し合いをした。韓国政府の「先に経済報復措置を撤回せよ」という要求に、日本は「先に強制徴用被害補償問題を解決せよ」と対抗したという。日本の河野太郎防衛相はこの日、「北朝鮮情勢に関しては、日米、日米韓がしっかり連携することができるよう韓国に『賢明な対応』を求めている」と述べた。これは、輸出規制措置の撤回はなく、韓国が自分の判断でGSOMIA破棄を覆せということだ。
青瓦台の姜ギ正(カン・ギジョン)政務首席秘書官は同日、青瓦台前の噴水広場でハンストをしている野党・自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)代表のところを訪れ、「我々の外交部ラインが最後まで日本と対話している」と言いながらも、「安倍政権は自分たちの過ちを全く話さず、(韓国は)完全に白旗を上げろとでもいうように、この機会に屈服させるという態度なので、進展が本当にうまくいっていない」と語った。
米国は同日、行政府だけでなく議会まで乗り出してGSOMIA終了を撤回するよう圧力をかけた。米上院は20日(現地時間)、韓国政府にGSOMIA延長を促す決議案を発議した。ジム・リッシュ上院外交委員長=共和党=が発議したこの決議案は、「(北朝鮮が)挑発の水位を高めている時期にGSOMIAを中断するのは、米国の国家安保に直接的な被害を与える。韓国は域内安保協力を阻害する可能性のある潜在的措置(GSOMIA終了)などの解決方法を考慮しなければならない」としている。