[東京 11日 ロイター]
<日本は一足先にプラス成長へ>
日本経済は4─6月に早くもプラス成長に転換する公算となった。今週始めに発表¥された6月エコノミスト調査(内閣府フォーキャスト調査)では、4─6月期に前期比年率1.6%のプラス成長への転換が見込まれており、7─9月期、10─12月期は2%を超えるまでに成長率が高まる見通し。1─3月に前期比年率15.2%減(※)と先進国の中で最悪の落ち込みを演じた日本経済は、一気に潜在成長率(1%前後)を上回る水準に浮上、欧米よりも早期に、しかも高い成長を実現する格好だ。
もっとも、主因はこれまでの落ち込みが相対的に大きかった反動にある。日本は欧米と比べて自動車・一般機械・電子デバイスといった輸出型主要産業が約5割を占めるほどウエートが高く、世界的な需要の減少に伴ってこれまでに大規模な在庫調整に追われた。ここにきて在庫調整のめどが付き、実需の減少を上回る減産圧力がなくったことで反発力も大きく出た。加えて需要が減少し続けるという局面が終わったことが重なり、急反発となったことがうかがわれる。
〜中略〜
過去最大規模となった2009年度補正予¥算など国内経済対策による下支え効果も大きい。一連の経済対策の財政規模はGDP比で5%に上り、米国の4%をしのぐ。公共投資部分は7─9月期に効果が最も表¥れるとみられ、エコノミストが夏場には2%に成長が高まると予¥想する根拠になっている。高速道路料金の割引や環境対応車購入への補助、省エネ家電へのエコポイント導入などが消費の下支えの役割を果たした。5月景気ウォッチャー調査では、こうした政策効果が寄与したとの声が多く、現状判断は5カ月連続で上昇した
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38511520090611
※ 今日、内閣府が1〜3月期の国内総生産の改定値を発表¥ 前期比3.8%減、年率換算で14.2%です
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090611AT3S1100M11062009.html