韓国の外貨準備高、1カ月で196億ドル減…金融危機以降で最大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.06 09:07
韓国の外貨準備高が1カ月間で196億6000万ドル減った。減少幅では金融危機以降で最も大きかった。危機の際に使用できるドル資金が急速に減り不安感も大きくなっている。ただ韓国銀行は外貨準備高規模など対外健全性には問題がないという立場だ。
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外貨準備高が急激に減少しているが韓国銀行は心配する水準ではないとの立場だ。外貨準備高が金融危機だった2008年末の2012億2000万ドルの2倍水準の上に、民間が持っているドル資産も十分だからだ。
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韓国の対外健全性に問題がないとしても不安なシグナルも感知される。韓国の貿易収支は4~9月に1997年の通貨危機以降で初めて6カ月連続の赤字を記録した。1~9月の累積貿易収支赤字規模は288億8000万ドルで過去最大を記録した。
拡大する貿易収支赤字に8月の経常収支まで赤字に転落する可能性が大きくなった。6月末基準で外貨準備高比の短期対外債務比率は41.9%で2012年4-6月期の45.6%以降で最も高かった。短期対外債務比率は対外支払い能力を現わす指標だ。
韓国の外貨準備高は国際通貨基金(IMF)など国際機関の勧告水準を下回っている。現代経済研究院によると4-6月期基準で韓国の外貨準備高はIMF勧告値の6455億5000万ドルと比較して2000億ドルほど不足する。
オ国際局長は「韓国と同じ規模の国の場合(IMF勧告値を)適用するのは適切でない」と反論した。韓国銀行の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁も8月「私はIMFから来た。IMFのどの職員も韓国にきて外貨準備高をさらに積み増せという人はいない。そのような基準は小さな新興国を対象にしなければならない」と話した。
それでも外貨準備高4000億ドル維持に向け外為当局が市場介入を自制するという観測も出ている。金融危機だった2009年にも外貨準備高2000億ドル維持に向け介入を控えてきた。ただオ国際局長は「外貨準備高は最近のように市場変動性が大きくなる時に活用するため備蓄したもの」と明らかにした。
ソウル大学のアン・ドンヒョン経済学教授は「韓国の状況を見るとドル流動性に問題があるものではない」としながらも「対外純資産は危機状況で使うのに限界があるだけに金利引き上げにスピードを出し通貨スワップの可能性を模索するなど対策を講じなければならない」と話した。
「私はIMFから来た!」
