民主国家としての未熟さが露わに…
「韓国の戒厳令」は5カ月前に予言されていた朴正煕政権のデジャブ
デイリー新潮12/4(水) 17:10
韓国に民主主義は育たない
――韓国の民主主義はそれほどにおかしくなっていたのですか……。
鈴置:今年9月に上梓した『韓国消滅』の第2章「形だけの民主主義を誇る」に詳述してあります。もっともこの本を読んだ人からも「韓国は日本と同じように民主主義を享受しているはずだ」との反論が寄せられました。
思い込みとは恐ろしいものです。韓国が民主化したと聞いて、あるいは韓国人から「我が国は日本以上の民主主義国だ」と聞かされてそう思い込んでしまっている日本人が多い。
『韓国消滅』で豊富な事例を挙げて韓国の危うさを説いたのに、それに気づかない。今回の戒厳令騒ぎを見て「あの本に書いてあることは本当だったのですね」と、ようやく言ってくる人もいて、考え込んでしまいます。
韓国には欧米・日本型の民主主義は根付かないのだと思います。法治の意識に乏しいので、権力を握ると司法を使ってやりたい放題。
これでは国内対立がエスカレートするばかりです。
――なぜ、法治意識に乏しいのでしょうか?
鈴置:李氏朝鮮以来、骨の髄まで儒教国家だったから、というのが定説です。「人間の修養によって国を治める」儒教は法による統治と相容れないところがあります。
日本人は平気で国家間の約束を破る韓国人を見て首を傾げます。しかし、韓国の「無法ぶり」は日本に対してだけではなく、国内でも同様なのです。