消費額トップは中国、欧米豪市場が伸び率高く
国・地域別の訪日外国人旅行消費額のシェアは、中国が全体の21.3%を占める1兆7335億円で2019年以来のトップになった。中国の訪日客数は、韓国に続き2番目に多い。ついで台湾が1兆936億円(構成比13.4%)、韓国が9632億円(同11.8%)、アメリカが9021億円(同11.1%)、香港が6584億円(同8.1%)と続き、これら上位5カ国・地域で全体の65.7%を占めた。ちなみに、2024年の訪日客数は、韓国、中国、台湾、アメリカ、香港の順だった。
アメリカの消費額は2019年比で179.5%増と最も大きな伸びを示した。ほかにもカナダ(同163.1%増、1763億円)、イタリア(同152.4%増、817億円)、シンガポール(同135.7%増、2008億円)、スペイン(同134.4%増、674億円)、オーストラリア(同131.0%増、3509億円)など、欧米豪市場における伸び率が高かった。

続いて、旅行消費額を費目別に見ると、宿泊費の2兆7366億円が全体の33.6%と最も多い割合を占める。ついで買物代2兆3994億円(構成比29.5%)、飲食費1兆7460億円(同21.5%)、交通費8672億円(同10.7%)、娯楽サービス費3886億円(同4.8%)となっている。買い物代が最大シェアを占めていた2019年と比べると、2023年と同様に、宿泊費の支出が最も大きいことがわかる。

1人当たりの旅行支出、最多はイギリスで38.3万円
1人当たりの平均旅行支出は22万7000円で、2019年比33.8%増、2023年比6.8%増となった。
国籍・地域別にみると、最も高かったのはイギリスで38万2829円、2位はオーストラリア(38万2311円)、ついでスペイン(37万714円)、 フランス(36万1321円)、イタリア(35万6521円)と続き、10位のシンガポールを除くと、トップ10には欧米豪が並んだ。
