親父は、定年退職を期に、最後の新車を買おうと思う!と言いだした。
俺は、何を買うの?と尋ねたら、親父は、
【この年になって、車もあまり興味も無いし、最近では、安くで新車が買える、HONDAにしようと思っている!】と言うと、おもむろに、車のパンフレットを私に見せた。
そこに載っていたのは、ヒュンダイだった・・
私は、親父に【親父!死にたいのか!・・・】と怒鳴りつけてしまった。
親父は、びっくりした表¥情で、【世界のHONDAだぞ! 大丈夫だよ。そのカタログをくれた店員さんも言っていたし、契約も済ませてきたんだ!】
私は、怒りを抑えて、ヒュンダイに電話した・・すると、ヒュンダイの営業マンは、【あんたの親父が勝手にHONDAと間違っただけだろ!】と言いだしたが、すぐに契約を解除してもらい、私はカバンから、100万円を取り出し、親父に渡して、この様に言った・・
【親父!この100万を足して、本物の車を買えよ。俺はまだ、何も親父に、親孝行をしていないのに・・死に急ぐ様な車だけは、買うなよ。何十¥年も頑張ってきた親父に相応しい車を勝て欲しい・・】
俺は、その様に言い残して、家を後にした。
数日後、実家の前には、レクサスが止まっていた・・・・